ヤマト運輸の物流ターミナル・羽田クロノゲート見学申込は夜中0時に
ネットショッピングの普及で、都市部だと至る所でクロネコヤマトの宅急便配送車を見かける。注文してから到着までの時間も非常に短く「え、もう届いたの!?」といまだに驚く。
そんなヤマト運輸が、羽田空港に隣接する場所に、床延べ面積約20万㎡の巨大物流ターミナルを作った。東京ドーム約4個分だ。
その名も・・・
羽田クロノゲート
「クロネコヤマトだからクロのゲート?」なんて思ってしまった私だが、実はそんなかわいいネーミングではなかった。
ギリシャ神話における時間の神<クロノス>と国内とアジアの「ゲートウェイ」となるべく、<ゲート(Gate)>=「門、出入り口」の2語を組み合わせて、『新しい時間と空間を提供する物流の「玄関」であるとともに、物流の新時代の幕開け』を表現しています。
広いだけではなく、最先端のシステムが詰め込まれているそう。
●ヤマトHD、「羽田クロノゲート」を竣工 / 「止めない物流」を実現する国内最大の総合物流ターミナル(Car Watch)
●「もはや倉庫ではない」ヤマトHDの羽田物流ターミナル(日本経済新聞)
大人気の羽田クロノゲート無料見学ツアー
この「羽田クロノゲート」の一般見学が今年2月から始まった。
完全予約制で、ツアー1回あたり40人/90分、ネットから申込みできる。
「これは面白そう。次の日曜に家族で行ってみるか」
なんて思って予約申込みページを見ると驚くはずだ。
30日前から申込可能なのだが、例えば本日時点で4月カレンダーを見ると・・・
全滅!
それでは5月は?
こちらも2日間だけ「△」だが、残りは空き枠なし。
大人気で、30日後までほぼ満員な状況がずっと続いている。
△の日も、残枠は1人とか2人とかで、どうやらキャンセル発生分らしい。
深夜0時に日付切り替わった瞬間を狙う
もうこれしかない。
実は私も4月26日に友人と見学に行くことにし、30日前の3月27日0時に予約を入れた。
日付が変わった瞬間、それまで「-」となっていた30日後の日付欄が「○」に変化し、予約に進めるようになる。
短期激戦が展開するのではとも覚悟していたがさほどではなく、30分後に見てもまだ予約したのは数組程度らしく、一回目(10時~11時半)も二回目(16時~17時半)も40人中30人以上が残っていた。ただ朝起きて午前中に見たらもう完全に埋まって「×」になっていたので、やはり0時台を狙ったほうがいいだろう。
あと一旦は残枠ゼロになっても、割と頻繁にキャンセル空きが発生する。
家族4人で・・・となると難しいかもしれないが、自分ひとりあるいは誰かと二人くらいで行くなら、たまに覗いて都合いい日に空きがでたらそれを予約するというキャンセル狙いもありだろう。
実際に行った人のレポートもネット上にたくさんあがっているので、行こうかどうしようか検討中の人はまずそれを見てみよう。
見学コースは撮影NGなので写真はないが、雰囲気はきっとわかるだろう。
●ヤマト運輸が誇る物流ターミナル、羽田クロノゲートを見学してきました | MUGA.me
●LE-ONLINE : クロネコヤマトの物流ターミナル『羽田クロノゲート』に行ってきた