こつこつ地道に防災＆備蓄

「いざという時に役立つかも」ということで、旅行の際にもカバンの隅っこに突っ込んで持っていくことがある防寒＆保温サバイバルシート。家の中はもちろん、車の中や会社などに転がしておくことをおススメする。

先日このブログでも紹介したクロワッサンの防災特集号でも、防災ベストのポケットに入れておくものとして同様のシートをあげている（防災ベスト記事はこちら）

今は家族と一緒に住んでいるので、自分の分だけではなく親用＆車に積んでおく用も買おうかなと思い、Amazonの「防犯・防災用品 > 非常時・緊急避難用品 > 簡易毛布・寝袋」を覗くと、この商品が１位になっていた。

KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)
378円（通常配送無料）

値段も安いしよさそげ。
そしてレビューを見てみるとこんな声が。

威力発揮！ 2009/1/18
By ドナウの真珠
大寒波のヨーロッパを車で移動するハメに陥ったのですが、後ろの座席は暖房が効かないほどの寒さ。ふとサバイバルシートを持っていたことを思い出し、初め て利用してみました。たしかに音が耳障りだし、薄っぺらで頼りない印象があったのですが、つま先の感覚が無くなるほど冷え切っていた体が徐々にぬくもりを 取り戻し、いい感じの温かさにまで回復しました。見た目と音の問題があるので、「いつでもどこでも」といかないところが１ポイント減ですが、少なくとも私 はこれのおかげで風邪もひかず、憂鬱にもならずに厳寒の中の車移動を続けられたので、大いに評価したいです。

5枚パックを買った方がいいと思う 2011/11/18
By 螺旋巻鳥 トップ500レビュアー VINE メンバー
使用したことがない方は実感できないかもしれませんが、薄っぺらいアルミシートであるにもかかわらず、身体を包むとビックリするくらい温かくなります。布団にくるまるよりも防寒性が高いのではないでしょうか。身体の熱が中に閉じ込められるため、10分程度で外気の寒さがわからなくなります（以下略）

長年持っている割に、実は「使用したことがなくて実感できていない」人なんだけど、

そんなに温かくなるもんなの？？？

いい機会なので試してみることにした。
ちなみに私が持っているのは、Amazonでランキング1位の「KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)」ではなく他社製。筒状の寝袋式だ。

• 非常時・災害時の防寒・日除け・雨具・簡易寝袋として
• 非常時・災害時のケガ人運搬の担架の代用として（100kg程度の重さに耐えられます）
• 短時間の飲み物・食品の保冷・保温用として
• 駐車中の車の日除け用として（太陽光を反射するのでハンドルが焼けるのを防ぐのに効果的です）
• 非常時・災害時の存在標識として（光を反射するので目立ち易い）

最後の「非常時・災害時の存在標識」の重要性は、3月11日にテレビでやっていた防災特番でも取り上げていた。実際にヘリコプターを飛ばし、上空から救援を求めている人を識別できるかどうかの実験では、たとえ小さな手鏡ひとつでも、反射するものがあると違うという結果がでた。この大きさのものを振り回したら、かなり効果的な存在標識になるだろう。

広げてビックリ。予想以上に・・・

「薄くてぺなぺな」

なのだ。例えるならスーパーでもらう手提げビニール袋の厚み。広げるだけでアルミホイルみたいに破れちゃうんじゃないか？と一瞬不安になったが、両手で握って左右にひっぱってもびくともしなかった。強度はかなりあるようだ。

中に入ってみた。

「おお、あったかい！」なんてことにすぐなるわけではない。
もちろんこれ自体が発熱しているわけではないので。

しかし花冷えでひんやりする朝。
脇の下までこれをひきあげて、中に入ったままパソコン作業をしていたら、じわじわと変化が感じられた。

次第にぽかぽか暖かくなってきたのだ。

人間の体温は35度から36度。
その熱が外に逃げず中にこもっていくだけで、かなりの温かさになる。

その効果、間違いなく見た目以上！！！

日常生活の中で、突如、体温を奪う外気との戦いが始まることは結構あるのかもしれない。先日の関東甲信越を襲った大雪では、大勢のドライバーが車を前にも後ろにも進めることができず缶詰め状態となった。

電車の運行が一斉に停まってしまい、駅で寒さに震えながら運行再開を待つ羽目になることもあるだろう。飛行場で一夜を明かす羽目になった人達の映像はテレビでもよく見る。

防寒・保温サバイバルシートは100g以内と軽く、値段も安い。
一個あるとないとでは、いざという時に大きな差がでてくるかもしれない。

KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)
378円（通常配送無料）

そんなわけで、追加購入するシートは、Amazon人気No.1のこれに決定。
届いたら、車の中や家族の寝室の目立つところに転がしておこうと思う。