こつこつ地道に防災＆備蓄

昨年中国で使っていたヘッドライトの電池蓋が壊れてしまい、少々使いにくい状況なので、新たにモンベル製ヘッドランプを購入した。購入検討の際に参考にしたのは、Amazonのヘッドライトベストセラー。

●Amazon「ヘッドライト の ベストセラー」

上位を占めるのはGENTOS(ジェントス)。ベスト20まで見てもほとんどが同社製だ。

ただ個人的に今回欲しかったのは・・・

• ベルトは一本で縦ベルトのないシンプルなもの（頻繁に持ち歩くので）
• 強く締め付けなくてもずりおちない軽さ（頭部に圧迫感あるのは嫌）
• 手元・足元照らしてモノが見えればいいので高輝度は不要（夜間作業用ではないので）

あれこれ比べた結果、ベストセラーでは20位以下だったが、モンベルのコンパクトヘッドランプにした。

モンベル(mont-bell) コンパクトヘッドランプ ブラック 1124431

値段は2001円で配送無料。
お手頃だ。

なにより17件入っているレビューの評価が高く、自分の用途的にもあっていた。

ざっくりスペックはこんな感じ。

明るさは26ルーメンなので、それほど高輝度ではない。
（ベストセラー上位５個のうち４個は160ルーメン以上）

単三電池１本使用で、電池込重量は72g。これは非常に軽い。
なお今まで使っていたのは単四電池２本なんだけど、他に単四電池を使う機器が少なく、うちにあるエネループもほとんど単三なので、やはり単三のほうが助かる。

点灯モードは４種類で、ボタンを押すたびに切り替わる。
便利なことに、どの点灯モードになっていても、３秒以上点灯した後は電源ボタン一回押すだけで消灯。レビューでもここのところを評価している人がいた。

各点灯モード毎の明るさと照射時間はこんな感じ。
真っ暗な室内で何かものを探したり、夜、自転車のチェーンを外すのに使う程度なら、電球色LEDで十分。これだと75時間はもつらしい。

一回あたりの使用時間はせいぜい10分とかそんなもので、毎日使うわけでもないので、結構もつだろう。
キャンプなどに行く際には予備電池必ず持っていくので問題もない。

本体こんな感じ。

ベルトは抜くのも入れるのも楽ちん。
定期的に水洗いしたほうがいいものなので、これは嬉しい。

電池は一個。
すっぽりかぶせてねじ込む方式。

ただこの蓋は本体と連結していないので、外で電池交換する時うっかり落とさないようにしなくちゃだな（以前新月の夜間100キロハイクに参加し、真っ暗な山道での電池交換で四苦八苦した）。

電源ボタンはここ。
この中央部分を押すことで点灯・消灯・モード切替ができる。

指の先でしっかり真ん中を押さないとスイッチは入らない。
なのでバッグの中で勝手についてしまい点灯しっぱなしというリスクはほとんどない。

例えば何か別のものがこの側面に強く押し付けられたとしても、上部のでっぱりや周囲の縁が邪魔をして中央部分だけが強く押されることを防いでくれるだろう。これまで持ち運び時は電池をわざわざ抜いていたことを考えると、この製品で一番満足なのはこの電源ボタンかも。

一回押すと5ルーメンの電球色LEDが点灯。

もう一回押すとその隣のメインの白色LEDがLOWモード（11ルーメン）で点灯し、次に押すとHIGHモード（26ルーメン）になる。4回目でメインライトが点滅する。

ライト部分が円筒型になっていることの大きなメリットがある。

↑これは今まで使っていたもの。

こうしたライト部分が飛び出した形の場合、足元をもっと照らそうと角度を変えると、ベルトにくっついた固定具から本体上部が離れる。そうすると何となく下に引っ張られる形になり、やはり縦ベルトがないと下にずり落ちがちになる。

今回新しく買ったヘッドライトは、左右二カ所のリングで固定具にとめられており、本体全体を回転させて角度を変える。ヒンジ式のものより耐久性もありそうだ。上の写真は少し斜め下にしてみたの図。

こんな使い方することはないが、真下にまで回転させることができる。

そして、通常の使い方だとあまりニーズはないのだが、目線より上に照射することもできる。

既に一か月以上これを使っているが、今のところとっても満足。
夜、車庫からモノを取ってくる時だったり、自転車でお出かけする時など、街灯のない暗い場所も多い田舎ゆえ重宝している。

軽くてスリムで、勝手に電源ボタン押されてしまう心配もほとんどないため、旅行時にもカメラ充電池やPCアクセサリーなどと一緒に袋に入れ持っていける。

最大で26ルーメンというのは、最近のヘッドライトのトレンド的には決して明るい方ではないが、通常用途であれば十分だと思う。

●やじうまミニレビュー - モンベル「コンパクトヘッドランプ 1124431」 - 家電Watch

もともとアウトドア用品は、防災用品として応用できるものが多いが、とりわけモンベルは防災用品として使うことを前提とした製品の開発に力を入れているブランドだ。 今回紹介する「コンパクトヘッドランプ」も、モンベルの直販サイトでは、キャンプ用のライトとエマージェンシーの両方のジャンルに登録されている。当初から防災用品として使うことが考慮された製品なのだ。

アウトドア用・日常用としてはもちろん、普段あまり使う機会のない人も「防災用」としてすぐ取り出せる場所に常備しておくというのはどうだろうか。

モンベル(mont-bell) コンパクトヘッドランプ ブラック 1124431