スピードラーニング中国語、最近は朝から晩まで流しっぱなしということも多い。文章を作成する時だけは停止するが、実はそれ以外の作業も多く、例えば写真データを整理したり、HTMLコーディングしたり、Excelでデータをいじったり。
以前だと、パソコン作業の時に語学教材を流していると、集中力が損なわれる気がしてちょっと辛かったのだが、今は慣れたのかむしろBGM的な感じ。1巻分をリピート再生しているので、同じ会話が何回も流れてくるのだが、そのうちフレーズ覚えちゃって、無意識に重ね読みしていたりも。
こういうのなんて言うんだっけ?シャドーイング?
小学生の女の子のちょっと口尖らせたセリフ「それはわかってるの!(チェーガ・ウォー・ドン)」など、結構抑揚まで似てきた気がする(笑)
今聞いている第24巻のテーマは「中国の子ども」。
「四二一家庭」とは、一人っ子政策が始まり40年が過ぎた今の社会問題だ。
中国社会では、現代においても家族・親子のつながりが非常に強い。年老いた親の面倒は子どもがしっかり見るという意識が強いのだが、一人っ子政策ゆえ、結婚した夫婦の両方が一人っ子な場合も多く、ここ20年ほどは地方から都市部に出てきて違う省出身者同士で結婚するケースも少なくない。
そのため、遠くに暮らす4人の老いた両親を2人の子育て中の夫婦が同時に面倒見ないといけない状況になり大変・・・というものだ。
さらに希望工程など。
中国ではテレビのニュースなんかでもよく登場する。
スピードラーニングの教材は、「四二一家庭」にしても「希望工程」にしても、知っておくと話のネタにもなる時事用語がたくさん出てくるので、とくにビジネスニーズで学んでいる人には実践的な内容だと思う。
子供のインターネット中毒は日本以上。
というか、日本の人気アニメ含むあらゆるテレビ番組と映画がインターネットで無料で全部見れてしまう環境。あんな環境がもしあったら、日本の大人だって毎日職場であくび連発だよ・・・。
過去のドラマもすべてネットでまとめ見できるのは本当に便利なんだけど、そこ変えないと中毒抜けだすのは容易じゃないと思う。ネットの誘惑と戦わないといけない中国の子どもは大変だ。
毎月一部挿入されるリーフレット。
今回はテーマが子どもということで、戸籍制度の話や・・・
「网吧中毒症」「黑网吧」など。
网吧(ワンバ)の「网」は網でインターネット、つまりネットカフェの意味だ。違法ネットカフェが多く規制しきれないほどらしい。
実際に百度新聞で「黑网吧」検索してみると、関連記事がいろいろあがってくる。「子供がネットに夢中になり成績下落し、母親が怒って黒ワンバを通報」など。
中国語は、漢字だけ追いかければ中国語勉強していない人でも半分くらいの意味はわかるので、スピードラーニング教材で学ぶ時事キーワードは、新しいニュースを追いかけるいい手がかりにもなる。