珍しく三日坊主にならず頑張って聞けているスピードラーニング中国語。前は同じCDを三回も聞くと少し飽きてしまったんだけど、最近はまさに「かけっぱなし」でも特に気にならなくなった。
記憶力は衰えているけど、さすがに10回・20回と聞けば意味わかってない単語も含めフレーズとして頭に入ってくるので、再生に合わせて重ねて口ずさむことも。これが意外にいい発音練習になっている。
第23巻のテーマは「母なる河」。
中国では「母亲河(母親河)」と書き、中国第二の河、黄河のことを言う。
なので今回は地名もぽんぽん飛び出すし、黄河や長江の源流や流域、黄河の氾濫の歴史など、地理の勉強にもなる。
そして「泾渭分明(是非の区別が明らかなこと)」「跳进黄河也洗不清(疑いを晴らすことができない など)」といった黄河にまつわることわざも出てくる。
こういったことわざを暗記して、いざという時に使えるととても格好いいんだけど、なかなか覚えられない悲しさ・・・。何か試験とかあれば頑張って集中暗記したりもできるんだけどなあ。l
同梱されていたニュースレターには、李白の詩。
中学か高校時代に習った将進酒という詩の一部が登場していた。
君不見黄河之水天上來,奔流到海不復回。
君不見高堂明鏡悲白髮,朝如青絲暮成雪。
もちろんその時は中国語なんて一切知らない。
「君見ずや 黄河の水天上より来たり・・・」と返り点打ちながら読んだのを覚えている。懐かしい。
次の中国旅行では、黄河がきれいに見えるところに行ってみたい。
今回のテキストで登場した青海省にある黄河の源流「星宿海」は数多くの湖が集まって、日の光に照らされてまるで星のように輝くのだとか。そこもいつか旅してみたい。