日本でも始まった「UberEATS(ウーバー・イーツ)」。
レストランやカフェなどの飲食店、そして自転車や原付バイクを使っての配達人が登録し、顧客のもとに出来立てのお料理を運ぶ「出前ネットワーク」だ。
「せっかくクロスカブがあるんだから、配達人として登録してみよう」
そう思い立って、6月のある晴れた日、さっそく恵比寿にあるパートナーセンターへ。
●UberEATS配達員登録(私の紹介コードは「979r9e」です)
オンラインでも登録手続きしていたのだが、自賠責保険の証明書にバイクのナンバー(標識番号)が記載されておらず、オンラインでの書類受付が却下されてしまっていた。
・自賠責保険の証明書(車台番号が記載されている)
・標識交付証明書(車体番号と標識番号が記載されている)
パートナーセンターではこの2点を提出して無事クリア。
配達方法や注意事項などのビデオを10分くらい見て、必要書類をすべて提示して手続きは完了。
その場でUberEATS配達員側のアプリもダウンロード&ログインし、「これで今から配達が可能です!」とスタッフに笑顔で送り出された。
貸与されたのは、料理を運ぶための大きなショルダーバッグ。
中には保温バッグも入っていて、2つで重さは3.5キロほど。
さらに外付けバッテリーや・・・
自転車やバイクのハンドルバーに取り付けるスマホケースも貸与される。
これらのデポジットが8,000円で、それは初期の成果報酬の中から引かれ、配達員をやめてすべて返却する時にバックされるとのこと。
面白いことに、この「UBER EATS」と刺繍されたプレートは着脱可能。
かなり強度のある面マジックテープでバッグの前面に貼り付ける。
副業で会社同僚などには内緒で配達員をする人もいるのかもしれない。
そんな場合は、ロゴのプレートを取り外し折り畳んでゴムバンドで止めてしまえば、かなりコンパクトだし、UberEATSの配達用ということも(たぶん)ばれずに済む。
このバッグ、なかなかよくできていて、ファスナーも防水仕様。
さらにこの上にかぶせるレインカバーもついていた。
そんなわけでさっそくその日のうちにクロスカブに乗って五反田へ。
駅周辺にいくつかUberEATS加盟の店舗があったことと、大田区で借りている部屋から近かったからだ。
近隣4店に5分以内に辿り着ける場所を探し、路上に停めていても迷惑がかからない工事現場脇で待つこと20分。
「この場所はダメかな~。河岸を変えるか」
と思い始めた時・・・
キター!!!
記念すべき、最初の配達出動要請。
即座に応答して、バイクのエンジンをかけた。
その日の体験を箇条書きでまとめるとこんな感じ。
(店舗・顧客にかかわる部分は除外)
そして、登録初日夜の報酬は720円。
配送中の時間と待機している時間を足すと1時間11分。
時給としてはとても安いが、そもそも初日で「どこで待機すればいいのか」「アプリをどう操作すればいいのか」一切わからず暗中模索だったので当然だ。
コツを覚えれば時間あたり収入はかなりあがりそう。
そして仕事でバイクに乗っているという感覚は非常にワクワクする。都内の道もあっという間に慣れそうな気がする。普段接客仕事をする機会がないので、「UberEATSからお届けにあがりました!」と笑顔で料理をお渡しする体験はなかなか新鮮で楽しくもある。
そしてクセになり、翌々日、雨の昼間に恵比寿にクロスカブを走らせた。
適当なところでバイクを停め、UberEATSアプリを「オンライン」にすると・・・
なんと1分も待たず配達出動要請!!!
むしろ待っていたのは飲食店のほうだったのだろう。
そしてこの日は、1時間51分の稼働で3件のミッションをこなし3,048円。
2日目かつ初めての雨天でかなりもたもたしたにもかかわらずだ。
さらに配達回数を重ねれば、効率的な待機方法も、受け渡しももっとスピードアップするのは間違いない。
慣れてくると1日2万円くらいはいくらしいので、隙間時間の活用とバイクスキルの向上の一石二鳥を目指し、もう少し続けてみたい。
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