低反発マットレス vs 高反発マットレス(2)低反発に加え高反発マットレスも導入
それから8年。
日本を離れていた1年を除き、低反発マットレス「トゥルースリーパー」を愛用し続けてきた。
ただ実を言うとちょっと浮気をしている。
浮気相手は高反発マットレスだ。
実家の両親に高反発マットレスをプレゼント
私の肩&背中痛・腰痛の解消、睡眠クオリティの向上が驚くほどだったので、実家両親にもプレゼントすることに決めた。
ただ、流石に2万円以上のものを2つとなると高額。私自身も実家に長期滞在することが増えたが、普通のお布団ではもう安眠できない身体になっていた。
そんなわけで、実家ではもう少し安価なものを三人分、順番に購入した。
これだ。
Amazonや楽天市場のマットレス分野の人気商品で、「タンスのゲン」が販売する10cmの高反発マットレス。私が購入した3年前はたしか黒色のみで6,280円だったが、現在は4,980円と値下がりしており、色もブラウンはじめ全5色。
●タンスのゲン 高反発マットレス シングル 10cm ブラウン AM 000061 BR
厚みもかなりあり、寝心地も低反発のトゥルースリーパーとは全く違う。
沈み込みははるかに少なく、身体の形に添って沈むということもなかったが、かといって肩や腰など出っ張っている部分に負荷がかかるかというとそんなこともなく、寝返りも打ちやすく快適だった。
そして東京の自室ではトゥルースリーパーは低反発マットレスを、実家に帰省した時は高反発マットレスという生活が始まった。
低反発・高反発マットレスそれぞれの魅力
人により布団・マットレスの硬さの好みは大きく異なる。
ただ私に関していえば、低反発マットレスも高反発マットレスも、どちらの寝心地も気に入った。
あくまで私の所感だが、書き出してみるとこんな感じ。
低反発マットレスの魅力
- 身体にフィットして包まれている安定感
- 布団と自分の間の隙間が少なく暖かい
- 膝など痛い箇所があっても寝ていてつらくない
高反発マットレスの魅力
- 沈み込まない分、夏涼しい
- 硬めだが弾力あり肩・腰など出っ張っているところも負担なし
- 寝返りが打ちやすく朝起きた時もすっきり
デメリットは逆で、低反発のほうが夏は少々暑苦しく感じることがあり、高反発のほうは四十肩などで痛み感じる箇所がある時にはちょっとつらい。
理想としては、春夏と秋冬で、そして身体のコンディションで低反発・高反発を切り替えられたらベストだけど、なかなかそれは難しい。
もし、何か具体的に身体の痛みを抱えているのであれば、低反発マットレスで解消される可能性は高いと思うのでそちらを選ぶのはありかなと。そうではなく、暑がりだったり、寝返りも打ちやすく快眠できるマットレスということだったら、高反発マットレスは比較的安価でいいものもあり、長持ちもすると思うので候補として先に検討してもいいように思う。
また、両方のメリットを併せ持つ「中反発マットレス」あるいは「高反発&低反発の二層式」のマットレスなんていうものもあるが、それはまた別途。
>続く