ミニサイト本の発売から三か月が経過しました。
電子書籍も発売となり、多くの方に読んでもらえたようで著者としてありがたい限りです。その後実際に「こんなミニサイト作りました」と報告してくれる方や、ご自身のミニサイト作りの過程をブログ等で発表してくれる方もいて、感無量です。
ブログ記事の書評もひとつひとつじっくり読ませてもらっております。
本当にありがとうございます。
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この後、書評の感想・コメントを追加していきますが、まずはリンクのみ。
カナタミコさんは、サイト運営者つながりの知人としてはかなり古く、ただここ数年はお会いしていなかったため、今回この記事を読んで、「そうだ昔からすごい文章を書く人だった」と思い出した次第。ミニサイトとはどういうものなのかというカナタミコさんの分析は本当に深く(ちなみに本を読む前に書いてる記事です)、うなづけるところたくさん。
"ミニサイト作りの真骨頂とも言える「ニッチな情報発信」は「作り手が楽しくないとつとまらない」ところがキモだと思っているのですが、どうでしょう? 最初のハードルが異様に高いのがミニサイト作りの障壁とも言える部分なのですが...実は一度ハードルを作り上げてしまえば「差し替えが利く」ようになるのがミニサイトのツボ、ここを乗り越えてしまうと好きな情報発信サイトがある程度「テンプレート化できる」ので...。"
ミニサイトに興味ある方、この記事是非読んでみてください。なぜミニサイトを?という部分で新たな視点が得られると思います。
ミニサイト作ろうかなとTweetしているのを発見し、強引に献本させてもらったKNN神田さん。影響力大な神田さんに本をレビューしてもらえたら・・・的な思惑は実はまったくなく、あれだけのコンテンツストックをお持ちの神田さんがもしミニサイトという形でまた違うスタイルの情報発信をしたら面白いに違いないと純粋に思ったからだったんですが、ありがたいというか恐縮なことに、記事で紹介をしてくださいました。
スピンアウト&再編集して違う切り口の見せ方にすることで新たな価値が生まれるのは、ブログコンテンツだけじゃなく動画や写真も一緒だと思います。自分自身はそういうミニサイトを作ったことはないのですが、動画を主コンテンツとしたミニサイトなども面白そうだなあと。神田さんのミニサイトに期待しています。
10年以上前に仕事でお世話になった方で、「琉球弧」という言葉を初めて知り学んだ「与論島クオリア」を運営する喜山さん。一年前に「珊瑚礁の思考」という非常に奥深い本を出版された方です。その喜山さんが、「沖縄・奄美入門」のサイト構築という目的で拙著も読んでくださいました。本当にありがたいかぎりです。個人的にも非常に興味がある琉球弧の世界。本土の人間として知らないこともたくさんあるその歴史やカルチャー、精神史など、初心者でも入っていきやすいコンテンツができたら私自身も勉強させてほしいなと思っています。
ちなみに「珊瑚礁の思考」は非常に読み応えのある本で、知らなかった世界を垣間見るそんなワクワク感のある一冊です。ボリュームも半端ないのでかなりの気合が必要となりますが、沖縄・奄美に興味ある人にはおススメです。
本を読んでくれた方や、ミニサイトセミナーを受講してくれた方が実際に「ミニサイト作りました」と報告してくれるのは非常にうれしいこと。この方は昨年秋に開催されたブロフェスで「ブログをスピンアウトさせてミニサイトを作ろう」という私のスピーチを聞いてくれた方でした。
この方が作ったサイトのテーマは、1000人に2~3人の確率でしか出ない病気。ネット上でも情報が少ないそうです。でもそれだけに実際に体験した人のリアルな話を知りたいと切望している人はいるでしょう。多くないけど確実にいるはずです。この方は本人ご自身とお子さん、2人分の体験をお持ちで、それゆえに病気の詳細、治療法、そしてお金の話まで、当事者が知りたいと思っているだろうことを無駄なくしっかりわかりやすくまとめています。
ニッチだけど「誰かにちょっと役立つ情報発信」。まさにミニサイトに適したテーマだなと思いました。
以前コワーキングスペースでご挨拶させてもらった方のブログ記事で、拙著を本当に丁寧に紹介してくださっています。「ミニサイト企画作成のポイント」などもピックアップして要点をまとめてくれています。さっそくテーマ候補も3つあがったとのこと。ぜひ形にしてほしいと思います!
"著者さんのプロフィールを見て、イケメンだなと思ったら女性でした。表だっていう事ではありませんが?(??д??)?大変失礼しました" いえ、むしろ光栄です(笑)。タイトルの「儲ける方法」が、実際の本コンテンツでは非常に手薄になってしまっているというのは、全くご指摘の通りです。そんなタイトルになったのはまさに大人の事情なんですが、それはそれとして、ミニサイト作りのほうはぜひ参考にしていただけたらと思います。
"海外のSEOやブロガーの情報サイトをみると、前述のような100記事要件や毎日更新の要件は書かれていない。むしろ和田さんのような、ニッチな専門サイトをつくるべきだという記事を、よくみかける。そういう点では、ミニサイトは、本来のブログのあり方に近いんじゃないだろうか。
では、ニッチでもニーズを掴むには、どうすべきだろうか?"
本の中では、わかりやすくするために「ブログとの対比」として単純化して書いてしまっている部分が多いのですが、確かにそうかもと思いました。戦略的にブログを運営するのであれば、やはりニッチさやニーズをしっかり拾って企画をしコンテンツを作成してゆくことは大事。「ミニサイトの伝道師」なんていううれしい称号までいただきました。ありがとうございます。