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突如、食べたくなるもの

20歳の時、1年間エジプトに行っていた。
よく理由を聞かれるのだが、相手にうまく納得してもらえるよう答えるのが難しい。
単に「住んでみたかったから・・・」が正直なところだ。

ところで、「その時すごく食べたかった日本食」と聞かれたら、これは即答できる。
立ち食いそばの「かけそば」だ。できればかきあげ一枚のせて。夢にまででてきた。

さて昨日のこと。スーパーのレジに並んでいると、突如目の前のものが食べたくなった。

それは、レジ前コーナーに置かれた「懐中しるこ」。前に食べたのが何年前だか、もう記憶にはない。きっとこの機会を逃したら、この先5年も10年も、口にはしなかったかもしれない。そう考えて手をのばし、「懐中しるこ」1個をかごに入た。文明堂だ。

もなか部分は、ふたつきのおわんの形をしていた。
アボガドやビールと一緒に持ち帰ってきたのに、よく割れなかったものだ。

おわんに入れ、静かにお湯をそそぐ。

包装紙には、「(前略)皮がやわらかくなりましたら、よく混ぜてお召し上がり下さい。」とあるのだが、なかなか目に見える変化が現れない・・・。どうしよう・・・お湯が冷めていってしまう。でも乱暴にいきなりつぶすのも情緒にかけるなあ。

で、恐る恐るひっくり返してみた。

げっ。裏は既に情緒どころではなく、がんもどきになっていた。
思い切ってかき混ぜてみると、さらしあんと小さな白い餅が噴出してきて・・・


おいしかった。
また今日も買いにいこっと♪

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