ずっと家で待ち続けることウン時間、夜7時過ぎになって佐川急便のいつものおじさんがやってきた。うちは配送が多く、たいていの荷物の中身は事前にわかってる(自分で注文したものばかりなので)
「すみませんねえ、関西便が遅れちゃって・・・」
こちらの顔つきで、中身に対する自分の「待ちわび度」がわかるのだろう。顔なじみの佐川急便さんが申し訳なさそうにそう言った。
「いえいえ、ありがとうございます!」
GW中に購入した、ソニーのハイビジョンハンディカム「HDR-HC3」だ。
買っちゃいました。
でもまだ開けていない。
この箱を開けたら、もうきっといろんな思いが駆け巡って、何も手に付かなくなっちゃいそうで、その前に、目の前に山積みになってる仕事を片さねば・・・状態(すみません、かなり仕事関連メールを溜め込んでます)。
正直、すごく不安だ。
使い始めたら、当たり前だけど、まずハイビジョン対応のテレビが欲しくなる。
↑昨年、かりそめのハイビジョン生活をしてしまった時の風景・・・
そして、私のマシンのスペックでは、ハイビジョン編集できない。
「VAIO type R」が欲しくなるだろう。
↑昨年、かりそめの「ハイエンドな製品」な生活をしてしまった時の風景・・・
三脚もちゃんとしたの欲しいなあ。ワイコン必須だろうし、浜谷講師のブログをもう一度昔のものから全部読み直したりして、きっとこんな記事とかで欲しいものがわんさかでてきちゃうんだろうなあ。やばいなあ。
それよりも、もっと不安なことがある。
じっとHC3見ていたら、定期預金崩して、チケット買って、パスポート持って、成田空港からどこかに飛び立ってしまいそうだ。
目指しているのは、トラベラー。
移動しながら、歩きながら、虫の目でいろいろなものを見てみたい。
HC3もその時の携行品のひとつにする予定。
ここ半年くらい「HC3持って、シルクロード行って・・・」とか、ずっと夢見ていたものだから、今、自分のものになったこのハイビジョンビデオカメラ見たら、なんかそれこそ「そぞろ神にとりつかれた」人になっちゃいそう。
だけど、まだ早い。
まだ自由に放浪できるほど安定していない。
やっかいで憂鬱な問題もいろいろ抱えちゃっている。
我慢。我慢。
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過去にHC3をべたべた触ったときの写真。
山崎蒸留所に2度目に行った時、店員佐藤さんの個人所有のHC3を触らせてもらいました。
これはMONO-PORTALツアーの時の写真です。アフィリさんも触りまくりです。
もちろん自分もさわりまくりです。
自分と同じくらい欲しがってるのは、この人だろうなあ。
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