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アルクの無料英語リスニングアプリ「uListening」がいい!

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「使える」英語力を身に付けたい方必見!
そんなテーマのアルク主催ブロガーイベントに行ってきた。でも実はごめんなさい、英語はどうでもよかったんです。今年は中国語を「話せるレベル」まで引き上げたいと思ってて、3月には中国語検定試験もある。語学テーマのイベントに参加することで、自分自身の学習法を見直すきっかけになるかなあと。

で、結論としては行ってよかった。
とても。

「なぜ日本人はリスニングが上達しないのか」

という話、そしてその問題解決のための学習方法は、非常に納得できるものだった。

もうひとつの成果が、アルクが昨年リリースした無料英語リスニングアプリ
「uListening」を知ったこと。

これいい!しかも無料!

iPhone/iPad持っている人であれば、入れる価値ありだと思う。

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「uListening」は、教材を追加ダウンロードして使う「リーダー」的アプリだ。
教材は別途有料で購入が必要なんだけど、当初から無料サンプルとして入っている一冊の他、無料でダウンロードできるテキストも用意されているので、それだけでも当面のヒアリング勉強はできる。

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アプリ開くとそこは「ライブラリ」。
「起きてから寝るまで英語表現」は無料でダウンロードできるサンプル。最初から入っていた「ENGLISH JOURNAL」は1つがいわゆる電子書籍的なもの、もうひとつの「リスニングツール」とあるのがヒアリング教材だ。

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ヒアリング教材をタップ(クリック)するとこんな画面になる。
マイケル・サンデルの「1.Connecting Phlosophy to Today」をさっそく聴いてみたい。

1.まず聞く

昨日の講師の方が一番強調したのは、まずテキストを見ずに聞くということ。これは自分ももちろんやっていた。でも方法間違ってた。二回くらい聞いたらすぐテキストを見て、聞き取れなかった部分など確認してしまっていた。

これがダメ。

テキストを見てしまったら、リスニング教材の価値は半減してしまうのだという。
どこが聞き取れなかったのか、前後の文脈などから言っている内容を推測などもして、とにかく繰り返し繰り返し、真剣に、考えながら聞く。

何回も。何十回も。

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これが「見ずに聞く」画面だ。
この「uListening」の嬉しいのはここ。

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これを一回タップすると3秒前に戻る。二回タップすると6秒前に戻る。

すごく便利!

「あれ、今何て言った?」

と言う時に軽くタップするだけでもう一回聞ける。
3秒というのは、あれ?と思った箇所の文頭に戻るくらいのちょうどいい余裕もある。

そして、何十回もひたすらテキストを見ず聴きつづけた後に初めてテキストを見る。「耐えれば耐えるほど、テキスト見た時の『ああこう言ってたのか~!!!』という感動は大きくなる」そう。ああ、確かに~。

2.スクリプトを見て聞く

画面をフリック(指で画面を払う操作)すると、全文テキストが登場する。

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ここがまたすごい!

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範囲指定すれば、その箇所だけを繰り返し繰り返しリピート再生することもできる。「1.まず聞く」で聞き取れなかったところもこれで集中的に耳に叩き込める。

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わからない単語も、長押しして「注釈」を選択すれば意味がでてくる。

右端にはスピードを変えるバーが。

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0.5倍~2.0倍までのスピードに変えて聞くことが可能だ。

2.精聴

そして今度は、じっくりと聞く。意味もわかっているので何回も繰り返し聴きつづければ前よりずっと頭にも入るし、意味と音とが頭の中で結びつくようになってくる。

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英文のテキストは、フリックするとさらに全文和訳したものになる。「テキストなし」「英文テキスト」「和文テキスト」を液晶フリックで自由に渡り歩ける。満員電車の中でも、iPhoneだけ片手に握っていればハイレベルな学習ができてしまう。本当に楽だなあと思う。

4.リピート学習

次は自分で発音する。
一文ずつでももう少し長い文章でもいいので、聞いた後に一度再生を止め、自分で発音する。電車の中とかであれば、声にださず口パクでも十分とのこと。ただ抑揚も間合いもすべて完璧に真似て話すことを目指す。

最初はテキストを見ながら。
そしてある程度できるようになったら、今度はテキストを見ずに。

ここも「見ずにやる」段階では、最初のこの画面を開いておけばいい。

5.シャドーイング学習

そして最終段階では、話している人の英語にぴたりくっついて重ねて一緒に話す。こちらも最初はテキストを見て。その後は見ずに音だけを聞いて。

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「起きてから寝るまで英語表現」はサンプルで一部が入っているだけだけど、こちらもビジネスで使える実践的な内容。

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そして「ストア」では追加で購入できるものがいろいろ。

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さっそく、iPhone発売時のスティーブ・ジョブズ氏のスピーチが収録された「ENGLISH JOURNAL」バックナンバーのリスニングツール編をダウンロードしてみた(ブロガーイベント参加者に、ダウンロードお試し用としてiTunesカードが配られた)。

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この号は今回のイベント実施記念で、通常1400円のものが期間限定(2/7まで)で700円になっている。フレーズ自分でも使えるくらい耳に叩き込んじゃいたいなあ。

もうひとつ面白い機能がある。
こうやってダウンロード購入したもの以外に、もともとiPhoneに入れている音源もこのアプリを使って聞けるのだ。

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このiPodアイコンをクリックして、iPhone内のiPodアプリに保存されている音源を再生できる。私はiPhoneを完全に「語学学習ツール」として使っているので、iPodアプリにもスピードラーニングやキクタンなどの中国語教材しか入れていない。それらも聞ける。

単純にiPodアプリで再生するのと違い、このアプリを使えば、「3秒前に戻る」とかスピードコントロール機能も利用できるので。

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目標管理もここでできる。
仮に一年間で1000時間とする、毎月78時間。毎日2時間以上の計算になる。ちょっと厳しい気もするけど、都市部で電車通勤&移動している人だと、意外とそのくらいの時間は、本読むか携帯&スマホいじるかする以外に使い道のない時間を抱えているのかもしれない。

そんなわけで、無料のこのアプリ。
英語をもっと楽に聞き取れるようになりたい人におススメだ。

私も、最近Facebookにはまって、せっかくの貴重な電車移動時間を無駄に使ってしまっているので、「uListening」でヒアリング力アップはかろうかな。英語も中国語も!

●uListening (アルク) :スペースアルク

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