昨年、北京&海南島で数ヶ月ずつ暮らし、大学の語学コースで授業も受け、中国語ぺらぺらに・・・と言いたいところだけど悲しいかな、ごくごく簡単な会話止まり。読み書きはまだマシなんだけど、年齢ゆえの鈍さもあるのか、発音がいくら勉強しても全然ダメ。
日本では、一時期中国語勉強サークルに参加していた以外は独学。
主としてこのCD教材「スピードラーニング中国語」をひたすら聞くという勉強法だった(ブログモニターになっています)。
ニイハオ程度の知識で聞き始めたので、聞けども聞けども右から左に流れていき、「うーん、まさに聞き流し・・・本当にこれでいいのか?」と首傾げまくりだった。
それでも回数重ねていると不思議なもので、よくでてくるフレーズなどは頭のどこかにこびりつく。北京で暮らし始めたばかりの昨年春は、バスの中や町中で
「あっ!!!これスピードラーニングで登場した言い回しだ!」
と、ぴくり反応することが多かった。
結構うれしいものだ。
「やっぱり実践的な表現が多かったんだな」
と改めて認識した。
中国で生活している時も、パソコン&プレーヤーに収録したスピードラーニングをよく聞いていた。
「ごくごく簡単な会話」止まりではなく、せめて日常会話をスムーズにできるレベルまで持っていきたい。そう思って、スピードラーニングを今月から再開することにした。
第20巻までは中国渡航前にやっているので、第21巻から。
今月のテーマは「中国の世界遺産」だ。
実は世界遺産にも興味があり、世界遺産検定2級までとっていたりする。なのでコンテンツ自体にも興味がある。覚えれば、今後中国語で世界遺産関連の話をする時に使える単語・フレーズがたくさんでてくることだろう。
スピードラーニングには、会話ひとつずつ外国語→日本語と順番に読み上げるCDと外国語だけのCDの二枚がセットになっている。
さすがに日本語なしでも大体の意味はわかるようになっているので、中国語オンリーのCDのだけを聞き、聞き取れない単語もすぐにテキスト見たりせず、まずはピンイン書き取り→漢字類推ということを繰り返してみようと思う。
余裕があれば、聞きながら中国語をタイピングというのもやってみたい。
おまけのニュースペーパーのメイントピックスは万里の長城。
「不達長城非好漢」といった名言も登場する。
教材に登場する「とても」の表現のいろいろなバリエーションも。
一昨年までは、こういうの読んでもなかなか頭に入らなかったが、今は何度か見た・聞いたことある表現なのですっと頭に入ってくる。
語学の勉強は、基礎を始めたばかりの初期の頃が一番楽しく、その後なかなか先に進めず苦しい時期もあれば、ある時なぜだか急激に成長して快感を覚える時期もある。
今は台湾で一ヶ月弱中国語だけの旅行生活をした直後のせいか、再び「中国語勉強したい」欲求が高まっている。
スピードラーニング活用もセカンドステージに突入ということで、今のレベルにあった効率よい学習法を早めに固めたいと思う。