ReVA(復興ボランティアチーム・上尾)「南相馬便」に初参加~小高で竹伐採

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私は既に埼玉県・上尾市住民ではない。ただ引越し後も、復興ボランティアバスでご一緒させてもらったメンバーが活動する「ReVA(復興ボランティアチーム・上尾)」にはずっと参加し続けている。東日本大震災から5年が経過した今もなお、陸前高田や南相馬での活動を企画実施し、陸前高田との人的交流を続け、地元上尾でも来るべき大災害に向けさまざまな啓蒙・準備活動をしている団体だ。

中学校の授業で開催された「避難所運営ゲーム(HUG)」にもアドバイザーとして参加したり(レポートはこちら)。

私自身は居住地が離れてしまったこともあり、「南相馬便」もタイミング合わずなかなか参加できていなかったんだけど、3月にやっと加わることができた。他のメンバーは金曜日の夜に埼玉を出発。私は父と車で直接向かい前日はいわきに一泊、翌朝、南相馬市小高区にある「南相馬市ボランティア活動センター」で合流した。

5年の節目の時ということもあり、ReVA以外の団体もいくつか参加していて普段の数倍の人数。南相馬は、個人でずっと活動継続している人たちが中心で、そういう人たちには本当に頭が下がる思いだ。自分も個人的に活動参加してみたいと思いつつ、南相馬はベテラン揃いの印象で正直ちょっと敷居高く感じていた。そんな自分にとって、ReVAというチームはやはり本当にありがたい存在だ。

写真ではよく見ていて、話もいろいろ聞いていた南相馬市ボランティア活動センター長さん。信念の人という感じで、同時になんだかとってもチャーミングだった。

「俺、やっぱあの人好きなんだよねえ」とReVA前代表のY隊長。

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ボラセン内には、こんな感じで簡単な作業マニュアルがプラ板に書かれて頭上に掲示されている。自分たちのチームはまさにこの「竹刈り」作業に振り分けられた。自宅から持ってきた電動草刈機が役立ちそうだ!

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ReVA活動では、「メンバーのスキルアップ」も重要なミッションのひとつ。
今回は初参加の人が何人かいたので、Y隊長から電動草刈機の使い方講習。若手も多い。

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本人はその後、切り倒しを依頼されたこの太くて大きな木をやっつけに。

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それにしてもよく登れるなあ~!

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そして自分たちは・・・

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建物裏手の竹刈りに。

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慣れた手つきでざくざく竹を倒してゆくチームリーダー。
もともと切られていた竹も、ちょっと半端な高さで残ってしまっていたので、それも根元からカット。

電動草刈機を持っていないメンバーは、倒された竹の枝払い。
これもなかなかどうして手間がかかる。

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途中、休憩兼ねてReVA代表Iさんによる「電動のこぎり講習」も。
切り倒した木を玉切りする際のポイントを、わかりやすく解説してくれた。

その後全員で玉切り実践体験も。

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休憩もしっかり。
一度作業始めると不思議なものでつい続けたくなっちゃうんだけど、たまに姿勢変えないと腰傷めちゃうので。

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ちなみに私はこんな感じ。
曇るのがいやで途中で花粉症グラスを外してしまったのが大失敗、夕方には周囲から「何かあったの?」と驚かれるほど、真っ赤な兎目になってしまった。

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枝はトン袋へ。
JAとちぎからの支援物資なのだろうか、小麦用で入口が狭くちょっと入れるのは大変だったけど、詰め込んでいくとかなりの分量入ってしまうからすごい。

ただここは除染が終わっていない場所なので、普通のゴミとしては出すことができず、回収した後もおそらくしばらくはこの状態でどこかに保管されることになるらしい。そしてトン袋自体が劣化すると、今度「トン袋詰め替え作業」が発生するのだとか。

<追記>チームのメンバーの方からトン袋について教えてもらいました。「ちなみにトン袋は、静岡、栃木など、全国の後方支援の方々が汗水たらして交渉して集めてくださった貴重な品々!このご苦労も知っているので、多少不都合があろうとも、めいっぱい詰め込んで、いつも大切に使わせていただいてます」とのことです。

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そして一日の作業完了。

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作業完了報告のため南相馬市ボランティアセンターに。

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せっかく来たので一枚買っちゃいました、Tシャツ。

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背中にはあの「できる人が、できる時に、できる事をする」の標語が入っている。他にトレーナーやパーカー、トートバッグなども。

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ネットでは「もう5年も経ったのにまだボランティア?」という声も見るが、原発事故被災エリアは別だ。長い間立ち入りが制限されており時間が停まっている上、宮城・岩手の津波被災地のように、初期に他の自治体が結成したボラバスなどで団体ボランティアが大量動員されるということもなかった。自宅の片付けなどで人手はまだまだ足りないという。

この段階での避難指示解除をめぐっては賛否両論で難しい問題ではあるけれど、帰還したいと願う人たちがいるのだから、やはりそこはできる事があるならやりたいところ。

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その夜は南相馬市の大型ビジネスホテルに宿泊し、翌日も同じ場所で作業続行。

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最初はまったく目途もつかなかったけど、気付けばここまですっきり。普段身体を動かす機会もないので、こういう目に見えて達成感を得られる作業は貴重だ。

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電動のこぎりが似合いすぎるIさん。

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同じく玉切りなら任せとけ!なY隊長。
私もいつか、電動のこぎりマスターして、切って切って切りつくしたいよ、杉の木を(いやほんと切実)。

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これは一日目の作業完了時に撮影したチーム写真。
やっぱりこのチームでの活動は本当に心地よいし、楽しい。

お疲れ様でした!
一日半、いい汗かくことができました。

また参加させてもらいます♪

●ReVA復興ボランティアチーム・上尾
●南相馬市ボランティア活動センター

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