東京・西多摩エリア"渓谷を望む絶景温泉"めぐり(2)渓谷を眺め黒湯に浸かる「瀬音の湯」はコテージも素敵!

写真

秋川渓谷に沿って伸びる檜原街道を走り、最初に訪れたのは「瀬音の湯」。
場所はあきるの市で、電車で行く場合にはJR武蔵五日市駅から路線バスで17分ほどだ。

●秋川渓谷 瀬音の湯

写真

「瀬音の湯経由上養沢」バスは1日5~6本と少ないが、それ以外の「払沢の滝入口・藤倉・数馬」「(瀬音の湯経由しない)上養沢」行きバスでも、すぐ近くのバス停に到着するため、それら全部合わせると1日25本ほどで、毎時間2本は出ている。

写真

集落からは離れた山の中。
12月なので、施設エリア内の紅葉もすでに散ってしまっている。きっとピークの頃に訪れたら見事だろう。

写真

外には大きな足湯。
バスを待つ間、ここで温まっているという人もいるようだ。

写真

温泉施設に隣接して、地元物産を販売する建物も。
野菜やこんにゃく、お惣菜などいろいろ。

写真

そして温泉へ。

写真

内湯の大きな湯舟のすぐ脇は大きな全面ガラスで、まるで露天風呂か!というほどの眺め。pH10.1とアルカリ度が高いお湯のため、入るとすぐ肌にぬるっとした感触があり、びっくりするほど。

写真

そして露天風呂。
一応柵はあるものの、外から見られないようにする目隠しなどもない。

それもそのはずで、露天風呂のすぐ先には渓流で、目も前は杉の木などがびっしり生えた山の斜面になっているからだ。

寒い中ずっとバイクで走り身体の芯まで冷え切っていたため、しばらく痺れる感じがあったが、適度な熱さのお湯のおかげであっという間に温まった。

お湯は無味無臭だけど、ちょっと薬っぽい香りがしたかな。

週末はかなり混みあうようだが、月曜日だったこともありそれほどではなく、目の前の渓谷を眺めながらのんびり湯に浸かることができた。

●秋川渓谷 瀬音の湯|温泉のご案内

写真

ちなみに「貸切風呂」もあるそうだ。

●秋川渓谷 瀬音の湯|貸切風呂のご案内

個室が2つ、車椅子の人も浴室まで移動できるようバリアフリーになっているらしい。カップルで緑眺めながらの貸切風呂なんてロマンティックだなあと思ったら・・・

写真

男女10歳にして風呂を同じゅうせず。
そっか、東京都条例で10歳以上は公衆浴場での男女混浴禁止なんだ。

広さ的には大人4人が一緒に入れる程度とのこと。

写真

風呂上がりのマッサージも森の中気分。

写真

日帰り温泉として山歩きの後に立ち寄る人が多い施設だが、ここ実は、宿泊施設も併設されている。すべてコテージだ。

もっと先まで行く予定だったが、思っていたより時間が遅くなってしまったこともあり、一泊することにした。

写真

建物はすべてコテージ。
2階建てのメゾネットタイプと平屋のデラックスタイプがある。

平日ならメゾネットタイプで1人8,000円、デラックスタイプで9,000円。シングル利用だと11,000円になる。

写真

温泉施設からもすぐの場所で、建物は秋川につながる傾斜地に建っている。

写真

なので入口は二階。

写真

入るとまず寝室だ。

写真

そして下に降りてゆくとリビング&キッチン&バスルーム。

写真

なかなか素敵♪

写真

キッチンもついていて、冷蔵庫・電磁調理器・電子レンジもあるので、外でワインやビール買い込んで、ごく簡単なおつまみ作ってパーティーなんてのもよさそげ。

写真

ワイングラスなどもちゃんと用意されていた。

写真

キッチンの反対側にはバスルームがある。

写真

ここの風呂は温泉ではないが、バスタブの向こうは全面ガラス窓。
もう一段下のコテージだったらきっと、川が見えるのかもしれない。

写真

アメニティもばっちり。
作務衣も用意されており、宿泊者は瀬音の湯入り放題なので、それを着て温泉に入りに来ている宿泊者の姿も見かけた。

写真

テラスには丸太ぶつ切りの椅子。

写真

リビングは二階まで吹き抜けになっているので天井も高い。
別荘地気分だ。

写真

夕方、別の温泉に行った帰り、セブンイレブンに立ち寄って買い込んできたビール&おつまみ(一部は翌日の朝食/出発が8時前で朝食抜きにしてもらったため)

写真

20時までだったら、コテージと温泉の建物の間にある物産販売館でもビールやお弁当、いろいろおつまみになりそうな食材を買うことができる。

写真

そうそう地元の日本酒も!

写真

赤くグラデーションに染まる空、そしてコテージの前に灯る照明。この時間になっても駐車場に停まっている車の数は多い。山歩きなど楽しんで、帰る前に立ち寄ってひとっ風呂という人が多いのかもしれない。

写真

写真

昼間とはまた違う、夜の瀬音の湯。

写真

温泉施設と同じ建物の奥のほうに、休憩室やレストランがあるというので行ってみた。
温泉のほうは一度チェックアウトの手続きをしないといけない場所だ。

ここは休憩スペース。

写真

既に閉まっていたが、一角にこんな売店があり、コーヒーやビール、おにぎりなどの軽食やおつまみを買うことができる。

写真

さらに奥に行くと「和食だいにんぐ川霧」。
・・・の手前に「森のテラス」なんていう看板を発見!!!

写真

さすがに夜は何も見えないが、渓谷に向かってこんなビーチベッドが並べられていた。温泉で温まった後こんなところに横たわったら熟睡しちゃいそうだなあ。

写真

レストランもぐるり窓に囲まれ、周囲の風景を楽しめるようになっている。天井や柱の作りなどは、温泉の内湯とも似ている。

写真

ビールはアサヒ。
他に焼酎・日本酒などなど。

日本酒は地元あきるの市や福生市の造り酒屋のものが冷酒でいただける。

写真

お蕎麦や焼き物・揚げ物なども。

写真

私は部屋でかなり食べてしまったので、ここでは風呂上がりの一杯を♪
外眺めながら人目気にせず飲めるカウンター席が、おひとりさまにはとってもありがたい。

写真

気持ちのいいベッドでぐっすり眠り、翌朝。
この日の気温は1度。

写真

へー、猿も出るんだ。
なんて思いながらこの張り紙を見た数分後、道を跳ねるように横切ってゆく猿にさっそく遭遇。観光客が多い場所なので、猿が出稼ぎにやってきているのかもしれない。

出発前に、檜原街道とこの瀬音の湯をつなぐ橋があるというので見に行くことにした。

写真

遊歩道のようになっている。
淡い色のモミジがきれい。

写真

3分も歩くと石舟橋にたどりついた。

写真

これはなかなか!
紅葉ピークの時期には、紅葉スポットとして写真をわざわざ撮りに来る人もいるらしい。

写真

橋の下に目をやると、巨大な岩の間を渦巻きながら流れてゆく秋川。
大昔暗記した百人一首が思い出される。

「瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ」

ところが橋の反対側に目をやる、逢うどころの話じゃない。

写真

なんと全く違う風景になっていた。
不思議。

写真

瀬音の湯経由以外の路線バスに乗った場合には、檜原街道沿いのバス停に停車するため、この橋をわたって瀬音の湯まで歩くことになる。

経由バスや車で訪れた人も、時間があったらぜひこの橋まで散策してみてほしい。

●秋川渓谷 瀬音の湯
●その他東京の日帰り温泉一覧はこちら「東京温泉~東京の人気日帰り温泉へ行こう!」


「tokyo reporter 島旅&山旅」というプロジェクトの取材レポーターとして、「青ヶ島」を二泊三日で旅し、記事を書いています。

[旅]西多摩温泉2015年12月

旅の記録&記憶の記事一覧