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南三陸銘菓「かもめの玉子」には1個360円の"最上位版"がある

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お土産に南三陸銘菓「かもめの玉子」をもらったことある人、結構いるんじゃないだろうか。特にここ数年は、ボランティア活動に参加した人が帰りに大量購入してばらまいたりしたので、全国的にも知名度あがったと思う。

つるんとしたきれいな卵の形で、中はきめ細かい良質な餡。
その開発秘話が公式サイトにも掲載されている。

●さいとう製菓「銘菓誕生物語」

直営店のひとつが陸前高田にあり、夜の打ち上げ前に立ち寄ってきた。

自分は初訪問。

なもんだから驚いた。
何に驚いたのかと言うと・・・

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かもめの玉子ってこんな種類あったんだ!!!

スタンダードな「かもめの玉子」は写真下部のばら売り右側にあるクリーム色の袋で1個103円。その左側の白&水色の袋は「かもめの玉子ミニ」で1個72円。

左にあるピンク色の袋は、期間限定で春だけ発売される「いちご かもめの玉子」だ。1個89円で、オンラインショップを見ると4月16日が最終発送とのこと。

その上、青い箱に並べられているのも「かもめの玉子」だ。

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これ。
かもめの玉子の上位版で「プレミアムかもめの玉子」。

プルンとした杏仁豆腐の食感にトロッとしたマンゴーソースがプレミアムな美味しさを創り出します。

冷やしてお召し上がりくださいと書かれている。
こちらは6個入りで税込1,944円なので、1個換算だと324円。

スタンダード版の3倍以上だ。

中身もかなり違っており、スプーンを使っていただくカップスイーツとのこと。

●プレミアムかもめの玉子?? 玉子の正体は。。。

しかしさらなる上位版がある。

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かもめの玉子の最上位版はこれ。

「黄金 かもめの玉子」だ。

1個ずつ箱に入っており、税込なんと360円!!!

この個装の箱を9個並べた箱も販売されている。
2007年にモンドセレクション最高金賞を受賞したそうで、中央には栗、外側は金箔で装飾をほどこされているとのこと。

さいとう製菓は大船渡市に戦前オープンした「斎藤餅屋」がはじまり。
大船渡市や陸前高田市、そして住田町など岩手県南東部をまとめて「気仙地方」と呼ぶが、このあたりは昔金山で栄えた。この「黄金 かもめの玉子」はそれにちなんで開発されたものだ。

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カモメの玉子以外にもいろいろ和菓子が販売されている。
これは4月限定、桜餡で餅を包み桜の花をあしらったもの。季節を形にした和菓子は見て楽しめ食べて美味しい。1個買ってバスの中でいただいた。

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これは「復興福郎」。
まわりはカステラ生地で、中は甘酸っぱいラズベリージャムとホワイトチョコ餡とのこと。

3個入り・6個入り・9個入りがある。
気軽に配れるプチプラパッケージのものがあるのは非常にありがたい。

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こちらは通年商品の「りんご」。

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そして「かもめのショコらん」。

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さらに「SL銀河C58 239」なんてのも。
パッケージは単に印刷しただけでなく、機関車先頭部分がちゃんと立体的になっているのわかるだろうか。

「SL銀河C58 239」は、釜石線の花巻~遠野~釜石間を運行する蒸気機関車だ。
東北復興支援の一環として、それまで盛岡市の交通公園に展示されていた蒸気機関車を復元したもので、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界観も楽しめるとのこと。

●JR東日本「SL銀河 C58 239」

2016年も土日祝日に運行されている。
JR東日本の特設ページを見ると、ガス灯風の照明やステンドグラス、ギャラリーにプラネタリウムと非常に凝った内装&設備になっている。子供連れで行っても楽しそうだ。

かなり迷った末、このSL銀河と期間限定のいちご、それに桜餡の和菓子と「奇跡の一本松」をバラで2個購入した。

●さいとう製菓「店舗のご案内」

私が訪れたのは陸前高田の滝の里にある高田店。
仮本店は大船渡市にあり、他に釜石や大槌にもある。

近くに来た際にはぜひここも立ち寄って、多種多彩なかもめの玉子をちょっとずつ買って食べ比べてみることをおススメする。

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