東北沿岸ツーリング2014

ふと思い立って普通自動二輪免許を習得したのが昨年1月（関連記事）。一年の中国生活を経て今年3月に購入したのが赤いクロスカブ（関連記事）。

そして、バイクを買ったら絶対にやろうと思っていたこと、「東北沿岸ツーリング」に昨日出発しました。この記事は大洗港から乗船したフェリー船内で書いています。昨日の１８時半に出港し黒潮に乗って北上、今青森沖を航行しています。

昼過ぎに北海道・苫小牧に到着し、そこからまたフェリーに乗り、明日早朝、青森県の八戸に到着。

そこから岩手・宮城・福島の沿岸部を走り、南相馬から原発事故による立入制限区域を迂回していわきに向かい、茨城県沿岸を再び南下し千葉県の利根川のほとりにある実家まで戻る予定です。

途中、大槌町や陸前高田、気仙沼など、2011年から2012年にかけて何度かボランティアで足を運んだ街を通ります。写真は先週末に仮設住宅のお手伝いでボランティア活動をした際の陸前高田市の写真です。

津波に負けない街を目指し、街全体で思い切ったかさ上げをするため、遠くの山から効率的に土砂を運ぶ巨大ベルトコンベアが空中を何本も走っていました。

たった2日間滞在しただけの外部の人の目にも「新しい街づくり」が始まっているのが一目見てわかります。
瓦礫だらけだった2011年とは全く違う姿。そして5年、10年後にここに出来上がるだろう新生・陸前高田市ともまったく違う「今」しか見ることのできない風景があります。

きっと他の街にも同じような状況でしょう。
新しい街の建設が進む沿岸の様子をしっかり目に焼き付け、そして本ブログでもレポートしていきたいと思います。

実を言うとこのルートを移動するのは二度目。
2011年年末から2012年お正月にかけても、同じ場所をひとりで旅しました。その時は電車と路線バスを乗り継いでいわきから八戸までを北上しています。

●2011年12月の記事一覧
●2012年1月の記事一覧

今回はバイクという足があるので、より自由に動けます。
三陸リアス式海岸の美しい入江風景を、岬から見る雄大な太平洋を、活気あふれる港を、満喫してきたいと思います。

ちなみに来週末は石巻～女川～気仙沼で開催される「ツール・ド・東北」のボランティアに参加するため、石巻に数日滞在する予定。こちらも楽しみです。

何はともあれ、まだ不慣れなバイク旅なので、事故を起こさないよう気をつけながら南下していきます！