懐かしき昭和探索!「くらべる時代~昭和と平成」

シリーズ一冊目「目でみることば」が非常に面白く、それ以来、両親も含め家族全員お気に入りのこのシリーズ。

最新刊「くらべる時代~昭和と平成」が出版されるということで、献本をいただいてしまった。出たら必ず買おうと思っていた一冊だったので、発売前に読めてうれしい。ありがとうございます!!!

しかし!!!

一気読みしてしまってはもったいない。
今回もリビングに置いておいて毎日ちょっとずつ、じわりじわり読む予定。
ページ数も結構あり、長く楽しめそうだ。


くらべる時代: 昭和と平成 単行本(ソフトカバー) - 2017/3/1
おかべ たかし (著)/山出 高士 (写真) 1,404円

そんなわけでもちろんまだ読み終わってはいないんだけど、既にかなりはまっているのでご紹介をば。この本は前回の「くらべる東西」に続く、「くらべる」シリーズ。

私は1970年生まれなので、人生のうち約19年間が昭和、そして残りの28年間が平成だ。その平成も長くはない。数年後にはさらに新しい元号の時代がやってくる。昭和はますます遠くなりにけり。

そんな背景もあってなのか、今「昭和」が注目を集めている。昭和レトロな内装のスーパー銭湯やアミューズメント施設があったり、「昭和時代の懐かしいホットケーキ」が食べられると話題の喫茶店など。

「ああ、そうだ。昭和ってこうだったよね」

見たり食べたりすると思い出すんだけど、普段は新しいものに上書きされてしまい、「昔って違ったよね。でもどうだったっけ?」となってしまう昭和の記憶。

そんな奥底に埋もれたちょっと懐かしい記憶を呼び起こしてくれるのがこの一冊だ。

見開き2ページごとに完結した内容になっているので、写真を撮って公開するのも本来好ましくないのだが、どういう体裁の本かが言葉だけだと伝わらないので、一部だけ。
シリーズ最初から同じ作りなのだが、横長の見開き2ページに大きな写真。

これ見てるだけでも「ああ、そうそう!!!こうだった!」となる。
小さな文字を読むのがちょっとしんどい高齢者でも楽しめる作りになっている、ある種「大人の絵本」ともいうべき本だ。

もちろん読書週間が減って、文字を追い続けるのがつらい人でも楽しめる。

さらに詳しい解説が続く。
取材した老舗・人気店なども紹介されており、いつか近く行く機会があったら寄ってみたい場所も増える。

特に今回は昭和・平成の時代比較ということで、昔ながらの良質なものをずっと作り続けている専門店が多数登場する。

時代とともに、気付かないうちに変わっていっているものも多いだろう。
物流の発達だったり国際化だったり、核家族化だったりその理由はいろいろだろう。

「公衆電話が街中から消えた」といった目に見える変化もあれば、こんな「プリンの食感」といった、言われてみて初めて気づくこともたくさんある。

自分自身、紙の本を買う機会はだんだん減っており、ネット上の情報で済ませてしまうこと、あるいは電子書籍などがそれに取ってかわっている。

それでもこうした内容は、紙の本でぱらぱらとページめくりながら読みたいもの。そのたび「!」に出会えるワクワク感があるからだ。

我が家の例でいうと、このシリーズは70代の親世代にも非常に好評。
本の内容が、新たな共通会話のネタとなる。

とても読みやすく、今はもうほとんど存在しない一昔前の懐かしい話が満載なので、昭和を知らない平成の子供と一緒に読んでもいい勉強になるだろう。授業では習わない、街中でも目にすることがない、だけどわずか数十年前には普通に街中に存在していた貴重な歴史の話だ。

時代とともに変わってゆく身の回りのもの、街中の風景。
変化は時に一瞬で起こり、時に緩慢に進む。連続しているだけに気付かずにいたことも多い。

そんな平成と昭和の「差」をビジュアルに、そして読み物で発見できる、好奇心を満たしてくれる一冊。おススメです。


くらべる時代: 昭和と平成 単行本(ソフトカバー) - 2017/3/1
おかべ たかし (著)/山出 高士 (写真) 1,404円

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