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愛用まる2年「小さい財布」~財布が小さくなると自由度が増す

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過去のFacebook投稿によると、ネット注文した「小さい財布」が届き、利用を開始したのは2014年12月5日。使い始めてまる2年だ。皮製品というのは使っているうちにじわじわと成長するものだが、その成長度合いを実感したのがFacebookの「過去のこの日」機能だった。

皮財布は初めてじゃないけど、まさかここまで変色するとは思ってなかった。その後の変化は緩やかになり、今はこれよりやや重たい色になって落ち着いている。

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この財布を企画・販売しているのは、「薄い財布」を一躍ブレイクさせたバリューイノベーション。「とれるカメラバッグ」「ひらくPCバッグ」なども同社で、個人的には、今年頭に購入した「ひらくPCバッグミニ」も愛用している。

●小さい財布

「小さい財布」は2014年にグッドデザイン賞も受賞している。

正直この財布は、買うまでに結構悩んだ。
薄い財布は使っている人多く、実物も多くの方から見せてもらったのだが、「小さい財布」を使っている人は知人では1人だけ。その人もメイン財布ではなく、ポケットに入れて持ち歩くためのサブ財布という扱いだった。

この大きさで本当に大丈夫だろうか?

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とりわけ心配だったのが硬貨スペース。
入りきるのか?

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それまで使っていたのはこの財布。
名入れもしてもらい、非常に気に入っていたのだが、流石に長期間使い続けへたってきていた。

どうせ買うなら今までと全く違うタイプに挑戦してみようと、この「小さい財布」にしたのだった。大きさは半分ほど。厚みのことも考えれば実質体積はさらに小さくなる。

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まずは従来の財布の中身を全部移し替えてみることに。
幸い、それほど硬貨を溜めこんでいない時だった。

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カード4枚はなんなく収まった。
スペック的にはあともう1枚入るそうなのだが、初期はまだ皮が硬いこともあり、5枚入れてしまうと取り出すときにちょっときつい。4枚もしくは4枚+薄いカード1枚がベストだと思う。

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脇から見るとこんな感じ。
カードを重ねて収納するのは初めてだし、磁気大丈夫かしらんという心配はあったが、結局2年間、ここに入れていて磁器エラーを起こしたことはない。ただ途中からSuicaカードを使うようになったので、そのカードを一番手前に差しておく必要が発生した。

「逆にカードの枚数が少ないと落ちてしまうのでは?」

そう思って実験してみた。

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免許証1枚のみ。
まあ財布にカード1枚だけという事態は想定しなくてもいいんだけど。

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大丈夫。ちゃんとひっかかる。
その後2年間ずっとカード4枚+臓器移植カード1枚体制で、それに合わせてこの部分も整形されたため、カード枚数が少ないと落ちてしまう。まず減ることはないので問題ないが。

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お札入れはここ。
慣れるまで、硬貨よりむしろこちらのほうが戸惑った。

買い物をしたおつりにお札が含まれる時、雑な店員さんだとお札の耳がバラバラなまま手渡される。その状態だと一発でぴたっと収まらないのだ。

なので受け取った後、自分で揃えて入れる必要がある。
さもないと、ホックでお札の端をわずかに毀損してしまう可能性がある。

またレシートが溜まってくると、お札をスムーズに入れられなくなる。それもしばらく使っているうち、溜めすぎずに帰宅時にちゃんと取り出して整理する新しい習慣がついてきた。小さければ小さいなりに、几帳面になるものだ。

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硬貨も同じく。
最初、ここに入りきらないほど溜めてしまい、閉じるのに苦労したことが何度かある。

そのうち、なるべくマメに硬貨を使う習慣が付いた。

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硬貨スペースは割と浅いので、上から見て1円玉・5円玉・10円玉・50円&100円玉・500円玉の区別をつけやすい。なので割とスムーズに端数も出せる。あと意外といっぱいになってしまっても、うまく並べれば締まることもわかった。

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この2年間で、この「小さい財布」ゆえ変わったことがもうひとつ。
今写真に写っている一番上は交通カードの「Suicaカード」だが、これも使わなくなった。

どういうことかというと、なるべくカード枚数を減らすため、イオンVISAカードと一体型にしたのだ。自動チャージとなり、残高不足になることもなくなった。

  • ファミマカード
  • Tポイントカード
  • ジャパンネットバンク銀行のATMカード

この3つも一体型カードに。
さらにnanacoはセブンJCBカードにつけ、楽天銀行のATMカードは楽天Edy一体型にした。

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メイン財布がこのサイズのメリットは非常に大きい。
一番のメリットは

バッグ不要!手ぶらでOK!

なことだ。

男性はズボンの尻ポケットに財布を入れて持ち歩くこと多いが、女性服だとそれが難しいことも多い。また最近は皆スマホなので、「スマホと財布」両方を持ち歩こうと思うとちょっとしたバッグが必要になる。

でもこの「小さな財布」なら、女性服の小さなポケットにもしっかり収まる。
近所のコンビニ、イベント時のトイレ休憩など、ポシェットも持たず移動できるようになった自由度は高い。クロークに荷物を預けるのも楽になった。

飲み会など、完全手ぶらで出かけることも増えた。

「女性で小銭入れ使ってる人は珍しいですね」

と言われたこともあるが、私にとってこれは小銭入れ(小銭専用財布)ではなく、お札にクレジットカード、免許証まで全部入っているメイン財布。

大事なものは小さいほうがいい。

そのほうが常に身に着けておけるし、
しっかり守ることもできる。

支払時もさっと取り出し、手の中に財布をすっぽり収めたままお金だけ取り出すことができる。我ながらスマートだなと思う。


そして2年の月日が過ぎ・・・


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今ももちろん元気に活躍している。
到着当初と比べ、ワイルドに日焼けし、表面は細かな傷もたくさんついたが、それはそれで味わいでもある。

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色以外の変化は、柔らかくなったということだろう。
手にも馴染んでいる。

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当初やや戸惑ったお札の入れにくさもなくなった(私が慣れた)。今でもお札の脇を凹ませちゃうことあるけどね(ホックで挟むなどして)。

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しばし組み合わせに悩んだカード類も、ここ半年はこの5枚(薄い臓器移植カード含む)で固定された。一番上にはSUICA兼ねたクレカが入っていて、駅改札の通過時もポケットからこの財布を取り出し、かざしている。

そうそう、「小さな財布」になってから財布の定位置はポケットになった。
大きくて重たい財布をジャケットやパンツのポケットに入れていると、服の形を歪ませてしまう可能性あるが、このくらいならさほど負担にならない。奥深くにすっぽり入るし、傍目にも小銭入れに見えるので、スリにあう危険性も少ない気がする。

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支払い時にはさくさく硬貨から。
溜め込まないのは気持ちもいいものだ。

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ただ長期間の外出時は、もう一枚クレジットカード持ち歩く必要もあったりする。そんな時は手帳に挟んで。

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高速バスの回数券も同じく。

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また数日から1週間以上家を空けることがあるのだが、そんな時の領収書・レシート整理用に小さなビニールフォルダを持ち歩くようになった。

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これらをまとめて収納できる「薄い長財布」なるものも登場したのだが、その話はまた改めて。

●小さい財布

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