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音声認識&入力ソフト「ドラゴンスピーチ」利用体験(1)

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先日、音声認識&入力ソフト「ドラゴンスピーチ」の最新版「ドラゴンスピーチ11」のブロガーイベントがあり、昔古いバージョンを使っていたことがあるということで、私も実演のお手伝いをちょっとだけさせてもらった。

その際、参加者特典ということでソフトを1セットもらってしまった。
ヘッドセット付のものだ。

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\(^o^)/ めっちゃ欲しかったんだよねこれ!

●世界シェアNo.1の音声認識・音声入力ソフト ドラゴンスピーチ11

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ちなみに私が使っていたのはかなり前で2003年頃。
アスキーが売り出した「ドラゴンスピーチ7」だ。

●ASCII.jp:アスキーソリューションズ、日本語音声認識ソフトの最新版『ドラゴンスピーチ7』を発売

マイクに向かって話しかけるだけでテキスト入力ができるのはもちろん、「ワードを起動」「保存」などコマンドを使うことで、アプリケーションの操作も可能だった。

当時はインタビューやセミナーで録音した音声を文字起こしする機会が非常に多く、ICレコーダーを再生しては止め、また戻して再生するという非常に根気のいる作業をしていた。

このドラゴンスピーチを買った後は、片方の耳にイヤフォンをはめ録音音声を聞きながら、同じ内容を自分でヘッドセットに向かって話し、テキスト化するということをするようになった。かなり明瞭に話さないと認識はしてくれなかったので、録音した他人の音声を直接テキスト化することは無理だったが、それでも作業スピードは何倍も速くなった。

それから約10年。
音声認識技術は当時の比ではないほどに進歩していることは、iPhoneのSiriなどスマホの音声認識アプリを体験すればわかる。

どんな感じなのか。

まずは試しにテキストの音声入力をやってみた。

▼音声認識&入力ソフト「ドラゴンスピーチ11」でテキスト入力(1分10秒)

かなり早いピッチで話しても、ほぼほぼ正確に認識してくれた。
ダメだったのは私がちょっと噛んでしまったところくらいだ。

「でもこれだったら手で入力したほうが早い」

と思った方も多いだろう。
私もそう思う。

ただ、音声入力に頼りたいシチュエーションもある。

  1. 指を怪我したり腱鞘炎になったりしてなるべく手を使いたくない
  2. パソコンがない環境で文章案をさっくり口述したい

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この「パソコンがない環境で文章案をさっくり口述」実践しているのが、ドラゴンスピーチのブロガーミーティングで登壇して体験などを話してくれた、ブログ「Lifehacking.jp」管理人の堀氏だ。

車通勤している堀氏は、通勤途中の車の中でスマホに向かって記事原稿案などを口述し、帰宅した後その音声をパソコンに取り込み、テキスト化しているとのこと。

もちろん雑音も入ってしまう環境で、文章も完成されたものにはなっていないが、それでもいいのだという。誤認識されているところを修正したり、文章全体をきちんと整理して書き直したりするのはキーボードを使う。

ただ真っ白な状態で一から書いていくことを考えると、はるかに文章作成ハードルは下がり、効率もいいのだという。確かに~。

とにかく文章の構造だけでも: 完璧な原稿を最初からつくろうとするよりも、文章の構造や、最も言いたい部分だけを音声認識で入力しておきます。認識率の悪い、修正の必要のある文章でも、なにもないところから書くよりもハードルは低くなります

●Lifehacking.jp 「ドラゴンスピーチ11」ブロガーミーティングのお知らせ。音声認識でブログ執筆を効率化!

テキスト入力は問題なくできることがわかったので、次はいくつかコマンドを覚えて、単語の修正や削除、置き換えなど試してみたいと思う。

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