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ミニサイト本を出版しました(3)

ミニサイト本発売から一か月ちょっとが経過しました。
おかげさまで多くの人に読んでいただいたようで、Kindle版(電子書籍)の出版も決定しました。


ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける法
日本実業出版社/1,728円/ソフトカバー212ページ
2016.9.29発売

それ以上にうれしいのは「ミニサイト作ってみたい」という人が多数登場していること。
中には読み終えた後一週間、あるいはもっと短い時間で最初のミニサイトを作り上げている人も。さらには自分の制作プロセスをブログで発表している人も現れ、非常に感激しています。

誰かが実際にテーマを決め、企画を立案し、サイト構築をするプロセスというのは、今後作る人にとって何より参考になるデータです。またそうした発表をすることで、自分自身が制作プロセスのどこに時間がかかったのか、どんな選択肢の間で悩んだのかなどのログが残り、次回の作業をレベルアップしてくれるはずです。

もしこれからミニサイトを作成する方がいたら、手帳にメモするだけでもいいです。
ぜひ自分の制作プロセスや悩んだこと、その時々にあがった候補などを書き留めてください。きっと後で役に立ちますから。

本書紹介をしてくださったブログ等の記事を引き続き紹介させてもらいます。


●前々回ご紹介した記事一覧はこちら
●前回ご紹介した記事一覧はこちら


ミニサイト本の紹介・書評・解説記事一覧

画面●なかちょんブログ「売上を達成する為に和田亜希子さんの本でミニサイトを作ることにした!」

本書は個人がプライベートでミニサイトを作るという前提の内容ですが、ミニサイトは何も個人だけのものではありません。むしろ企業こそ積極的に取り組んでいくべきものかなと思っています。製品を企画製造し、あるいは販売していている企業には、一般消費者が知りえないたくさんの貴重な情報があり、それらに対するニーズは実は結構あるものです。また集客目的で際どい技を繰り出すSEO業者にコンサルフィーを払っているところもまだまだ多いようですが、むしろ良質な情報サイトを作り、一般ユーザに満足・納得してもらえるような集客にシフトしてゆくべきでしょう。なかちょんさんは「蛍光灯をLED化したい会社の方々にLEDランプやLED照明器具を販売したい」という目的のためにミニサイトを作ることを決め、そのためのリサーチ・構築プラン作成をし、その過程をブログで公開しています。個人だけでなく企業でミニサイト作りを検討している人にも参考になる記事です。



画面●染谷昌利公式ブログ「行動させる気にさせる書籍こそ良書!ミニサイト職人を目指して、既存サイトのリニューアル作業をしました」

友人の(ご自宅まで遊びにいってるんで大丈夫ですよね?)"ブログ飯"染谷さんが本書を紹介してくださいました。先に紹介しておきますが染谷さんも新著「世界一やさしい ブログの教科書 1年生」を8月に発売したばかりで、書店でも平積みになっています。染谷さんが「良い書籍の定義」としてあげているのが、読後に「自分でもできそう」と感じ、さらに「やってみた」と行動に移してもらえるということ。つまりアクションを喚起する本ということです。この点について私も100%同意見で、それゆえFacebook内では「本の紹介レビュー記事は不要なので、むしろその時間があったらミニサイト企画を立ててください」と呼び掛けてきました。そんな染谷さん、やはり流石です。さっそく保有サイト2個のリニューアルを果たし、それをブログ記事で紹介しています。「ミニサイトとブログ」というテーマについての考察も非常に興味深いです。



画面●梅ログ「少ない時間でもコツコツと作れる『ミニサイト』は働く主婦の副業にもぴったり」

日本アフィリエイト協議会主催のミニサイト作りセミナーにも参加してくれた梅さんのブログ記事です。働く主婦─つまり二足の草鞋で誰より忙しい人にとってなぜミニサイトがおすすめなのか。その理由を「理由は短い時間を積み重ねることでも完成できるから」と書いています。もちろんテーマやスタイル次第でもあるのですが、ブログは比較的「タイムリーさ」が重要な要素になってくることもあります。旬ネタは遅滞なく書かないと鮮度が落ちてしまうなんてことも。ミニサイトは一度完成すれば、情報が古くなり価値半減ということがないよう作りますので、更新に追われることもありません(まあこれも作り方次第なんですが)。忙しくてブログ更新し続けるのが大変という人にはぜひ一度、ミニサイトも試してみてほしいなと思います。梅さんがセミナー後に作ったミニサイト「新幹線途中下車神戸滞在3時間観光レポート」は、そのテーマの切り口や構成が他の人にとっても参考になると思いますので、ぜひ見てみてください。



画面●ふつうってなに?「完結型ミニサイトが面白そう!『ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける法』感想」

ブログとミニサイトの違いを、私よりわかりやすく説明してくれています。「ブログは作りながら、構築してくるものですよね。僕もタイトル変わってますし、日々のインプットからブログにアウトプットしているので、内容も様々な形になっていっています。それに対してミニサイトは、その反対で作る前からゴールありきの制作方法なんですよね。作り始める前からすべてが計算されて設計されています」。今後はハイブリッドで・・・とあります。他の方も書いているようにブログとミニサイトは一長一短。担う役割、言い換えれば担わせることができる役割も違います。ミニサイトを作ることでブログ運営がより楽しくなったり、新たな記事作成手法を見出したりできますし、ブログを書き続けることでミニサイトのテーマ案も発芽します。ハイブリッドがきっと最強です。



画面●コンサル・ファンド脱落ブログ「『ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける』を読んで実際にやってみた」

この方の一連の記事、ミニサイト作りしてみようと具体的に考えている方はぜひ読んでみてください。特にブログから記事スピンアウトさせての構築を検討している方にとって、非常に参考になりますし、かつ非常に刺激的です。背中を押されること間違いなしです。どういうことかというと、実際に本書を読んだ後、ブログに書き溜めていた記事群をスピンアウトさせ、2つの良質なミニサイトを作り上げているのです。そしてそのプロセスを、スケジュール・企画メモ含めブログ記事にまとめています。

流石だなあと。
ミニサイトを作るだけでなく、そのプロセスをしっかり記録し公開する。冒頭にも書きましたが、これ他の人にとって参考になるだけでなく、2つ目3つ目のミニサイトを作る際により効率よく、より良質な作業ができるようにするために欠かせないことだと思います。どれだけ時間がかかったのか、どこでつまづいたのか、プロセスを振り返りよかった点・悪かった点を認識しておけば次に活かせますし、今回は時間などの関係でパスしたことは、次回以降の挑戦項目にもなります。

ミニサイト作りにこれから初めて取り組もうという方はもちろん、既に着手している方にとっても参考になるものだと思いますので、ぜひ上記記事、一度読んでみてください。



画面●ものくろぼっくす「『ミニサイトをつくって儲ける法』著者 和田亜希子さん -書き手側の都合でなく、読者さんが迷わず・知りたいに応えるテクニック-」

もともと、ブログ記事として書いたものを、「情報を整理」するためにブログから独立させた経験もある方。なので本書を読む視点もより具体的で、「重複コンテンツ問題はどうなのか?」など。これについてはこの方の記事内にも書かれていますが、ブログ記事をそのままコピーして外にだしても、それは「ブログの細分化」にすぎなくなってしまうので、やはりブログからミニサイトへの転換作業というものが発生し、「全く同じ内容」ではありません。コンサル・ファンド脱落ブログの方もかなりのリライトをかけています。"闇雲もミニサイトを作るのではなく、ブログにてテストマーケティングをして、見つけたテーマにリソースを集中することがポイントです"これもブログをやっている人、とりわけ長期間にかけ多数の記事を書いているブロガーの方の資産ともいうべきところ。ぜひミニサイト作りに活かしてほしいなと思います。



画面●単身赴任の秘密部屋「単身赴任の空き時間で儲ける」

「ブログかミニサイトか」という議論に対しては、どちらも一長一短だし、そもそもどちらが好きか、合っているかという嗜好・適合性がまずあります。ただアフィリエイトという話になれば、個人的には「ブログよりミニサイトのほうがうまくいく確度は高い」と思っています。一方でブログはブログで非常に大きな可能性を秘めた場になりうるので、"プロブロガー""ブログ飯"ブームの中、過度に「稼いだブロガーが偉い/すごい」的な風潮が生まれたことは残念に感じています。ミニサイト本を出した背景にはそんな思いもありました。ブログでアフィリエイトをやり続けてもなかなか成果につながらないという人はぜひ一度、ブログ以外の可能性にも目を向けてみてください。この方も書いていますが、「ブログがいい人、ミニサイトがいい人」わかれると思うのですが、それも試してみて初めてわかることです。



画面●アイアーク「アフィリエイト界隈で話題になっている2冊を比較してみた。」

Facebook内の投稿ですが、全公開設定になっているのでこちらでも紹介させてもらうことにしました。というのも大変興味深い内容だったからです。ここで比較されている対象は、かん吉さんの「人気ブロガー養成講座」と本書。かん吉さんとは古株アフィリエイター仲間として10年以上の付き合いで、その人柄もマインドも自分との共通点も違いもよく知っているのですが、それゆえこの投稿の内容は非常に新鮮でした。こういう切り口での比較があるのか!と。"この本の最大の功績は、「ミニサイト」という既存の概念に新しい言葉を当てはめて浸透させるということです" 非常にうれしい評価です。ブログと対比させる対象としてのちょうどいい単語がないことが、ここ10年ほど非常にもどかしかったんです。実は今初めて読んだんですが、追記にクスリと笑ってしまいました。そんなこと言えないけど、実際のところ、そんな気持ちでミニサイト作りに取り組んでいます。



画面●タレント・コード で複業診断「【書評】ミニサイトをつくって儲ける法」

「もしも第6章を作るなら・・・」として、サイトのバイアウトの話もあったらよかっただろうというこちらのレビュー記事。確かにそれもミニサイト・・・というか、テーマを絞って検索上位を獲得した専門情報サイトのマネタイズ手法のひとつですね。私自身が運営サイトを第三者に売却した経験がないのでそのコンテンツを本に盛り込むことはできなかったのですが、確かにそういう話をいただいたことはあります。ブログは属人性が高いため、それを第三者に売るということはできませんが、ある程度完結した専門情報サイトは、しっかり作り込んで検索上位も確保できれば、運営マニュアル的なものをつけて関連する企業・オンラインショップなどに売ることも可能でしょう。作り込んでユーザ支持を集められるミニサイトを作ることは好きで得意だけど、その後運営してマネタイズまでするのは苦手という人も結構いると思います。そのあたり、サイト売却の経験とノウハウある人の情報発信に期待したいところです(情報商材系でたくさんでているのは知ってますが)。



画面●ぶちブログ「リアリティこそ正義だ!『ほったらかしでも月10万円!ミニサイトをつくって儲ける法』のレビュー」

"経験に基づくあまり若干常人ではまねのできないスケジュールで構築したサイトの例が記載されていたりしますが"・・・すみません(笑)。まあ伝えたいのは、作業量や作業時間をしっかり意識してサイト制作をしようということだけです。ブログでもミニサイトでも、はまると膨大な時間を浪費してしまいますので。時間は有限、大事に使わないと。"これだけだと判り難いですが要は「弱者(個人でも)大規模サイトと戦える方法」と自分には読めました" そのとおりだと思います。インターネットでは、ニッチ・専門特化することで、中小企業や個人事業主が運営するオンラインショップが、大手総合通販会社のサイトより支持を集め、高いコストパフォーマンスを実現することも多々あります。個人でも同じこと。勝てる分野を探すこと。それが時間もマンパワーも限られた個人にとってのもっとも有効な勝負方法だと思っています。ま、勝ち負けじゃないんですけどね。



画面●OutPut「ミニサイトが個人で取り組みやすい理由【ブログのような更新は不要】」

副収入獲得を目的としたブログ運営者を対象に書かれた冒頭文は、それ以外の人にとってはちょっとぴんとこない部分もあるかもしれませんが、この記事が本書内容の中からピックアップして紹介してくれている部分は他とはちょっと違っていて面白いなと思いました。ひとつは「取り組むジャンルについて『知識ゼロ』の状態でもやってみることを奨めていること」という部分。確かに一般的には「得意分野・専門分野を探してテーマにしろ」と書くのが普通でしょう。それはそれでメジャーなやり方だと思います。ただ個人的な体験から、「自分が取り組んで間もないこと」「始めたばかりのこと」をテーマにした場合も、自分自身の勉強になるしモチベーションも高く維持できるし、初心者目線で自分と同じレベルの人にとっては役立つ内容のサイトが作れると思うのです。"初心者には初心者ならではの目線があり、同じような立場の人が求める情報を発信しやすいというワケです" 「私には何も得意分野がないから・・・」とミニサイト制作を躊躇している方、そんなことで足踏みするのはもったいないですよ。



画面●頭は空っぽ!「ミニサイトをつくって儲ける法!実際にミニサイトを作りました!!」

面白いブログ名ですよね。まず最初にそこに興味が湧きました。タイトル上にこう書かれています。「頭で覚えていることを整理して、『頭は空っぽ』にするためのブログです」と。「"サイト作り"というと、HTMLの書き方とか作成ソフトの使い方とか今だったらWordpressの使い方とか、テクニック的な話に終始する本が多いように思います。ところが、この本は企画書作りから始まるのです」。企画書というとおおげさに感じてしまう人がいるかなと思い、本書では「なんちゃって企画書」と書いているのですが、おそらく素人であればあるほど、これが必要なんだと私は思います。センスがある人は、何も書き出したり整理せずとも、ある程度頭の中でやれちゃう作業。でもわれわれ素人はそうではない。だからこそ、それこそ「頭は空っぽ」になるくらいまで、書き出して、自分の頭から一度外にだして棚卸して、相対して(客観的にみて)、練り上げないとだめなんだろうなと。この方も書いていますが、企画を練っている時は楽しいもの。そこからどうスタートダッシュをつけて完成まで持ち込めるか、そこが勝負です。



画面●ぞのドットコム「『ミニサイトをつくって儲ける法 和田亜希子さん』インスピレーションを受けて実際に作ってみた」

"本書を読んでいる時に「ビビビッ」ときて、5日後にミニサイトを作ってしまいました" こういうフットワークの軽さが何より大事なんだと思います。本で読んで「ああ勉強になったなあ」と思っても、実際に手を動かせば5倍10倍、いやそれ以上学ぶことあるのですから。これから本書を読む人には、ぜひ「これなら自分でもできそうだ」というものがどこかにないか、手探りしながらページをめくっていただきたいと思います。読み終わって本を閉じたら翌日にはもう、読んで感銘した内容ですら忘却の彼方へと消え去ってしまうものなので(え、自分だけ?)。だからできれば、本を読みながら自分のブログのカテゴリや、アクセスが多い記事、あるいは趣味や過去の仕事経験といった記憶を探って、何かミニサイトテーマになりそうなものがないか、考えてほしいのです。

"実際にミニサイトを作ってみて、「気軽できていいな」という印象です。構想を練ったり、サイトを立ち上げたりするのも、スキマ時間を使えばすぐに行えます。
あなたもミニサイトに興味があるなら、気軽に立ち上げてみてはいかがでしょうか?"

これですよ!!!



もし読んで、Twitterやブログで感想など書いてくださった方いらっしゃいましたら、(Twitterアカウント(@wada_akiko)宛にお知らせいただけると非常に助かります。


ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける法
日本実業出版社/1,728円/ソフトカバー212ページ
2016.9.29発売

<後日記事作成するためのクリップ>

ミニサイトをつくって儲ける法|ミニサイト職人和田亜希子さんの新書 | fujimotoyousuke.com
「ミニサイトをつくって儲ける法-ほったらかしでも月10万円!-」和田亜希子サン著書 - ヤスエモンドットコム

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