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トースターで焼く「焼きキットカット」

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最近テレビCMでやたら流れているので、見たことある人も多いだろう。キットカットをトースターで焼いて食べるという、かなり斬新な商品だ。

●焼いておいしいキットカット

誕生秘話には、「ル パティシエ タカギ」オーナーシェフ高木氏のこんなメッセージが。

10年にわたり"キットカット"の製品開発に携わらせていただいていますが、この焼き"キットカット"を初めて試した時の興奮は忘れられません。長年構想を練っていた焼き"キットカット"が一般家庭用として商品化され、大変うれしく思います。焼き"キットカット"のおいしさ、楽しさを多くの人に知ってもらいたいと思っています。どなたでもご家庭で簡単にできるので、ぜひ試してみてください!

試してみようじゃないか!

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公式サイトによると、「焼いておいしい」マークの入った商品が「焼き」に対応しているそうで、今回買ってきたのはミニサイズのキットカットが14個入った大袋もの。

他に「プリン味」もある。

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袋裏面に焼き方解説。
オーブントースターにアルミホイルを敷き、その上で2分~2分半焼けばいいとのこと。

表面の色が変わってきたら出来上がり。
ただし気を付けないとあっという間に焦げてしまうらしい。

つか・・・

溶けちゃわないの!?

という、最大の疑問と不安については何ら触れられていない。

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中身はいたって普通のキットカット。
表面はチョコレートでしっかりコーティングされている。

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さっそくトースターにアルミホイルを敷き、
物は試しで二個だけ焼いてみることにした。

オーブントースターがかなり焦げ焦げなのはスルーしてください。
実家のオーブントースターです。

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待つこと一分半ほど。
中も見えない程ガラスが曇っているのもスルーしてください。

というか写真撮るなら、事前にきれいにしてから始めるべきだった。

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溶けて流れ出しているのでは?という不安感にかられ開けてみると、キットカットの底のあたりが早くもじわっと緩み始めている。

そりゃそうだ、チョコなんだから。
しかしこれで、本当にテレビCMのようなクッキー的焦げ目がつくんだろうか?

しかし変化はその後起った。
既に2分半は過ぎてしまった頃開けてみると・・・

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おお!!!焦げてる!!!

かなり美味しそうな焦げ方。
トップの所はもちろん、さっき溶けかけていた底周辺の部分も、まるでピザを焼いた時にチーズが焦げたかのような感じになっている。

さっきまで普通のキットカットだったものが、何やらおいしそげな焼きスイーツに♪

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少し冷ましてから食べると書いてあったので、アルミホイルの上に乗せたままじっと耐えて待つ。すると少し沸騰したような状態になっていた表面が、冷えて固まった。

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裏はこんな感じ。
そして表は・・・

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もはやこれがキットカットだったとは、誰も思うまい。

さくっとした食感、ちょっとほろ苦さもあるチョコレート。いつものサクサク感が倍増。チョコって焼いても美味しいのかと新しい発見。

食べたいといって、自らあちこちの店で探し回って買ってきた母も大満足。ただその後やや冷静になって

「でも手間かけなくても最初からこんな感じのお菓子あるよね?」

とか言っていたけど、まあ自分で最終工程担うところが醍醐味なんだと思う。
トースターの曇りガラスをじっと睨みながら、最適な焼け度合タイミングをはかるあの緊張感。まっ平だったチョコ表面がじゅぐじゅぐと変化してゆく時の興奮。

なかなか癖になります。

●焼いておいしいキットカット
●GIGAZINE「トースターで焼いて食べるキットカットが発売、実際に焼いてみたらクレームブリュレ風味になりました」

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