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スピードラーニング中国語は10年使える!

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さっきふと気付いたことがある。
今年は2017年。
10年前は2007年。

「スピードラーニング中国語」歴10年だ!!!

そもそも中国語を本格的に学ぶきっかけになったのが、
このスピードラーニング中国語だった。


●スピードラーニング中国語公式サイト

2007年、私は中国新疆ウイグル自治区をひとりで旅した。
英語が通じないエリアなので旅行前に片言の中国語を勉強していったのだが、結果は惨敗だった(筆談で十分でもあった)。

そして帰国後とあるイベントでのこと。
以前から面識のあったスピードラーニング開発・販売する会社エスプリラインの女性スタッフに会った。


エ「中国に行ってらっしゃったんですよね。ブログで見てました」
わ「わー、ありがとうございます!」
エ「それで今日は、和田さんにお土産が・・・」

むむむ。
中国に行っていたのは自分なのに、こっちがお土産もらっちゃうのは悪いなあ。

自分の足元を見ると、
紙袋の中に例の"お土産企画"用カップ麺が。

予約分除くと、残りあと2個だけ。
どうする自分?

ブログで旅行記見てくれていたって言うし、ここで出し惜しみするのはケチくさい。

わ「そしたら、私からもお土産にこれを!」
エ「あ、物々交換ですね(笑)」
わ「そうですね(笑)」

物々交換で手に入れたのが、スピードラーニング中国語初回セットだった。

●聞き流すだけの中国語「スピードラーニング中国語」(2007.11.26)

自分は当時、こう書いている。

ま、いつ中止してもいいわけだから、楽しく興味もって聞けるところまででもいいだろし、あるいはレベルがどんどん高くなって「もうついていけない・・・」と思ったらやめちゃってもいい

まさか10年経った今も移動中、スマホアプリで全32巻の教材をだらだら聞き続けてるとは思いもしなかった。

1. 日常会話(一) 2. 日常会話(二) 3. 旅行での会話 4. 文化の違い 5. 中国茶文化、医食同源 6. 買い物をする 7. ビジネス会話 8. 中国の食文化 9. 中国の教育と学校 10. 中国の年中行事 11. シルクロードの旅 12. コミュニケーション 13. 中国の近代化の波 14. 困ったときの中国語 15. 東洋医学の不思議 16. 変わりゆく農村風景 17. 中国の国際結婚 18. 中国の音楽 19. 中国の武術 20. 中国の交通事情 21. 中国の世界遺産 22. 外食文化 23. 母なる河 24. 中国の子ども 25. 河は我がふるさと 26. 文明の源 27. 異国情緒のある都市 28. 受け継がれる昔話 29. 日本への架け橋 30. 東洋の真珠・香港 31. 伝統職人 32. 世界の中の中国

自分はその後、ブログモニターとして教材を提供してもらったのだが、通常料金だと毎月4,300円。
これでCD一枚と教材一冊、そしてニュースレターが届く。
正直ちょっとこう思ってた。

ちと高くね?

通常の中国語教材ならCD付き本1冊2000円くらいからあるので。

でも実際、10年もの間聴き続けている。
その間、どれだけの回数再生したかわからないほどだ。
それを考えると、月1万円越えでも採算はとれていたなと今なら思う。

むしろ安い!

なぜこんなにも長く聞き続けられたのか、ちょっと考えてみた。

  • 幅広いレベルに対応した教材
  • 中国語─日本語、中国語Onlyと2種類あり使い分けできる
  • 落ち着いたBGMで聞いていて疲れない
  • じわじわと耳慣れしてくる過程が実感できて達成感ある
  • 実際に現地で使えるフレーズがたくさん

最初にこれを聞いた時は、中国語文法も一切知らず、いくつかの挨拶ができ数字が読める程度だった。
なので文字通り「聞き流す」だけ。むしろ日本語の会話のほうを暗記してしまったほどだ。

文法知識ゼロの自分には非常に難易度の高い教材だったが、それでも「中国語的な発音」には慣れていった。

そして2013年に中国に実際に数か月住むことになり、スピードラーニング中国語で何となく頭に残っていた表現を街中などで何度も聞き、そのたびにはっとさせられた。

「これ聞いたことある!スピードラーニングに出てきた!」

帰国後は、中国語を忘れてしまわないようやはり聞き続けた。
登場する単語の大半はもう知っているものだが、それでも音だけで聞くと「これ何だっけ?」とわからないものもたくさん。

教材も、前半は「買い物」「ホテルを予約する」など旅行会話を前提とした比較的ベーシックな内容だったが、後半は中国の文化や自然、教育事情など、比較的高度な内容。
といっても日常会話ベースなので、表現自体は難しくない。そして成句・慣用句などもたくさん登場する。

そんなわけで今なおスピードラーニング中国語は自分にとって

十分勉強になる最適レベルの教材

だ。

ひとつ反省点がある。
これだけ聞き続けているにも関わらず、いざ自分が会話しようと思うと、耳慣れしたはずの表現が口から全くでてこない。

「聞き流し」がスピードラーニング中国語の流儀だが、正直なところ「聞き流す」だけではなかなか身につかないお年頃なんだろう。
今年は教材に登場する言い回しや成句などをちゃんと頭にしっかり格納し、使うべき時にさっと口から飛び出すよう、一冊ノートを作るかカードを用意し、書き留めて暗記する作業をしたい。

そんなわけでもう一度、1巻目からじっくり聞き直す予定。

今年の年間目標のひとつは

「中国語で自然に会話できるようにする」

ボキャブラリーはある程度溜ってきたので、あとは会話表現を「実際に使えるようにする」ことだけ。
そんな用途にこそこのスピードラーニング中国語は適していると思う。

三日坊主にならないよう、頑張ります!


●スピードラーニング中国語公式サイト

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