中国の主要サイト(3)ソーシャルメディア

ご存知のように、中国のインターネットには「ネット検閲」がある。アクセスできないサイトは米国大手ソーシャルメディアから、個人ブログに至るまで数多く、以前は開けたサイトも、そこに含まれる内容などによってある日突然開けなくなることも。

●中国のネット検閲 - Wikipedia

「FacebookもTwitterも使えないなんて・・・」

出張や旅行で中国に来た日本人は非常に不便に感じるが(実際にはアクセスする方法はある)、中国人は中国企業が運営する同様のソーシャルメディアをがっつり利用しているので、米国サービスにアクセスできないことは現地では特に大きな問題ではない。

中国のソーシャルメディアやコミュニケーションツール、総合コミュニティサイトの大手を紹介したい(専門SNSや専門コミュニティはまた別途)。

ソーシャルメディアなど

●新浪微博(シンラ/シナウェイボー)

よく日本のニュースで「中国版Twitter」と呼ばれるのがこの「新浪微博(シンランウェイボー)」。見た目的にもTwitterと似ており文字数も同じだが、漢字140文字なので発信できる情報量は格段に多い。もともとブログを「博客(ボーク)」と呼んだことから、Twitter的サービスを「微博(マイクロブログの意)」と呼ぶことになった。最も利用されているのは新浪微博だが、他にQQや捜狐にも同様のサービスがある。

●QQ

中国最大手のインスタントメッセンジャー(IM)で、「Skype」的なサービス。その普及度は非常に高く10代から30代まで、パソコンやスマホでインターネットを利用している人であればアカウントを持っていない人を探す方が難しい程。専用ソフト・アプリをダウンロードして使う。1対1でのコミュニケーション以外にグループでの利用もでき、他にQQ空間(ブログ)、QQ音楽など連携させて使っている人も。ユーザ急上昇中の「微信(ウェイシン)」も同じ腾讯(テンセント)の運営で、こちらはLINE的なサービス。

●人人網(レンレンワン)

微博が日本で「中国版Twitter」と呼ばれるのに対し、「中国版Facebook」と呼ばれることが多いのがこの人人網。インターフェイスや機能には、mixi(ミクシィ)のほうにむしろ近いだろう。同窓生などリアルでの知合いとつながり、クローズドな場でのコミュニケーションや情報発信・交換を行える場。Facebook同様もともと大学生対象サービスだったこともあり、他SNSと比べると比較的学歴高い人達が実名で使っているサービスという印象も。

●豆瓣(ドウバン)

音楽やコミック、映画など、趣味・興味が同じ人達が集まって情報交換をしたり交流したりすることができる、コミュニティ要素の強いSNS。豆瓣小組(小組は「グループ」の意)には、日本のアニメ・コミックのファン達のコミュニティも多数。日本人アイドルのファンクラブ的なグループもあるので、のぞいてみると面白い。

●天涯社区(ティエンヤショチュ)

中国語の「社区」はコミュニティの意味。天涯社区は中国最大の掲示板サイトで、娯楽関連から時事ネタまで、さまざまなトピックスについて意見が書き込まれている。微博のホットトピックス同様、ここのトップページを見ることで、今中国のインターネット上で話題となっているテーマを知ることができる。

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会員制サービスのため、登録してアカウントを作らないと中を覗くこともできないサイトもある。微博・QQ・人人網の新規アカウント作成方法などはまた別途記事を書く予定だが、試しに新規登録したいという人は

・新規登録 → 注册
・ログイン(既にアカウント持っている人)→登録

この入り口だけわかれば、後は漢字から意味を類推しながら登録作業を進めることもできる。「昵称(ニックネーム)」などちょっと悩む単語もあるが、不明な項目については日本のYahoo!やGoogleで「昵称 意味」など検索すればきっと答えが見つかるはず。

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