着て逃げる!?収容力満点の「防災ベスト」

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火事や地震などで家から逃げる時に持っていく「防災袋」「非常持ち出し袋」。
うちでも用意して部屋の片隅に置いてあるが、クロワッサンの「防災BOOK」にはこんな記述があった。

災害に対する備えとして一番にあげられるのが非常持ち出し袋。しかし国崎信江さんはいままでに多くの避難所を訪問して被災者と面談してきたが、非常持ち出し袋を持っていた人にほとんど出会ったことがないという。

着て逃げる「防災ベスト」

替りに提唱しているのが「イザとなったら着て逃げる防災ベスト」だ。

  1. 両手が自由に使える
  2. ポケットから必要な物をすぐ取り出せる
  3. 防寒、防護にも役立つ
  4. ひったくりの心配がない

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クロワッサン特別編集「防災BOOK 家族、ペット、そして私を守る」860円

イザという時に冷静にこれを着て逃げる余裕あるか?という防災袋同様の問題はあれど、確かにその後のことを考えると、ポケットに必要なものが全部入った状態で移動できる方が何かと便利なのは確か。

ROTHCOのタクティカルベストを購入!

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旅行用としても便利な気がしたので、ミリタリーファッションブランドで人気の高い「ROTHCO(ロスコ)」のベストを購入した。

過去、このブランドのパンツ、メッセン ジャーバッグを買ったことがあるが、作りとてもよく耐久性もあり、値段もお手頃で、コストパフォーマンスは非常にいいと思う。同様なベストは、釣り用など 他にもたくさんあり、もう少し価格安いものもあったが、今回も「ROTHCO(ロスコ)」にした。

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で、結果やはり満足。
非常に細やかな作りになっていると思う。

たとえば胸にある計5つのポケット。
それぞれ小物入れるための小さなポケットなのだが、ちゃんとマチがとられており、口にはゴムを入れてモノが落ちにくい作りになっている。

防災ベストとして使うなら、非常用の笛やミニライトなど入れておくといいだろう。ちょっとした救急セットも入る。

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そして腹部両側のポケットは、マチ幅が半端ない!
ポケットとは言え、女性の小さなハンドバック程の収容力がある。

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例えば厚みもある普通サイズのタオル。
折りたたんですっぽり入ってしまい、まだ余裕たっぷり。

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手ぶらで散歩していて、日没後に帽子が邪魔になってしまうことある。
それも折りたためるものならすっぽりポケットに。

ああ、旅行にこれいいかも~。
試しに登山用の本格的なレインスーツ上下を左右のポケットに入れてみたところ、それも余裕で入った。500mlペットボトルはファスナー締めると口の部分だけ飛び出すが不安定感はまったくない。

まあ最近は、機能的なウェストポーチやショルダーバッグたくさん出ているので、手ぶらにこだわる必要はないのかもしれないが、こんなのはどうだろう。

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ビデオカメラだ。
私のビデオカメラはHDD式で、大容量バッテリーをつけているのでやや大きめ。

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するり入ってしまった。

ビデオやカメラは、撮りたい被写体やシーンに突如出会った時、背中のリュックからあたふたとりだすのは面倒だし撮り逃しも多くなる。かといって首からずっと下げておくのじゃ邪魔だし、アウトドアシーンでは何かにぶつけてカメラ壊す危険も。

そんな時、ポケットにすっぽり入れておけたら楽ちん。
よくプロのカメラマンがこうしたベストを着て、レンズはじめ機材を詰め込んで動いているが、やはりこれが一番、効率的でかつ負担も軽いのかもな。

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その両脇の大ポケットの裏にもポケット。
こちらはマチなしだが、結構大きい。

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背中のポケット。
これが一番大きく、かつマチもしっかりついている。

一体どんなものを入れられるのかというと・・・

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雑誌が入る。
少しギリギリサイズではあるが、マチがあるおかげで特に折ったり丸めたりしなくてもジッパー締めてすっぽり収納することが可能だ。

クロワッサンの防災特集号では、ここに折りたためる非常用給水袋や大判除菌ウェットシートなど入れていた。旅行ならエコバッグ的なものを入れておき、どうしても荷物が増えた時はそれを使うというのもありだろう。

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エポレット(肩章)にはマジックテープもつけられているので、外れにくい。実際にここに何かをはさむということはしないかもしれないが、カメラのショルダーベルトなどはさんで使う人もいるかもしれない。

内側を見てみよう。

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お腹内側の両脇には大きな隠しポケット。

そして背中側の内側にはこんなマジックテープのストラップが2本。
何かを挟むのだろうか。タオルとか折りたたんではさんでおくとかできそうだ。落ちてしまいそうでちょっと心配でもあるけど。

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ポケット空の状態ではあるが、着てみたの図。
ちなみに私は、身長155.5cm/体重54キロの標準体型な女性で、Sサイズを購入した。

そもそも男性用なのでSサイズでも少々大きいが、まあポケットにモノを入れれば多少突っ張りもでてしまうと思うので、このくらいゆとりあるほうがいいかなとも思う。上にコートやジャケット着てしまえば目立たなくなるし。

結論:気に入ったので日常使い&旅行用に

さて話戻って「防災ベスト」。

こんな収容力たっぷりのベストに、ティッシュや食料品、懐中電灯、医薬品、靴下や手袋マスクなど、細々したものを全部入れて、玄関などすぐ出せる場所に吊るしておくというものだ。

背中に大きなリュックを背負うより、確かに体に密着させていろいろなものを装備できたほうが身動きもしやすいし盗難リスクも減るし、リュックが何かに引っかかってしまい・・・という事態も防げる気はする。なので防災ベストはありだなと、実物を見て思った。

ただ自分はこれ、防災ベストには使わないことにした。
というのも、かなり気に入ってしまったからだ。

防災用のアイテムを詰め込んで非常時以外寝かせておくなんてもったいない。
ちょっとした外出時や旅行時にこのベスト活用したい。

  • 手ぶらで近所に買い物に行く(財布とスマホに加え手帳・デジカメも持ち歩くため)
  • バイクでツーリング(最近クロスカブを買いました!)
  • ひとり海外旅行で(長距離バス・電車でトイレ行く時の貴重品持ち歩きに)
  • イベント参加時にカメラや資料を全部これに入れて機動力アップ!

私が購入したのはミリタリーファッションブランド「ROTHCO(ロスコ)」のものだが、釣具店やホームセンターなどに行けば実物を見て確認して買うこともできるだろう。防災用としてはもちろん、旅行用・手ぶら散歩用としてもありだと思う。

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